アウトモビリ・ランボルギーニは、CCO(最高商務責任者)にジョヴァンニ・ペロシーノ氏が就任したことを発表した。
スーパーSUV、ウルスの発売が後押しとなり、ランボルギーニの飛躍的な成長と販売記録更新を達成したグローバルセールス部門の責任者となったペロシーノ氏。CPO(最高調達責任者)に昇進したフェデリコ・フォスキーニ氏の後任となる。
▲アウトモビリ・ランボルギーニCCO ジョヴァンニ・ペロシーノ氏
ペロシーノ氏は、トリノに生まれ、トリノ大学のビジネス・経済学の学位を取得。1991年に入社したミラノの広告代理店DMB&Bからキャリアの第一歩をスタートさせ、その後バカルディ-マルティーニ・グループに移り、アムステルダム本社でヨーロッパ向け国際マーケティングのプロジェクトを数多く率い、成功させた。
2001年には、フィアット・グループのMarketing and Communication Director(マーケティング・コミュニケーション部門のDirector)に就任。ランチア、フィアットブランドを担当した後、同グループのVice President of Marketing Communication(マーケティング・コミュニケーション担当副社長)に就任した。
▲新CCOのペロシーノ氏はランボルギーニ以前もVWやアウディなど主要ブランドでポストを歴任
2010年9月にフォルクスワーゲンに移り、同社ブランドのVice President of Marketing Communication(マーケティング・コミュニケーション担当副社長)としてヴォルフスブルクの本社に勤務。2014年にアウディのインゴルシュタット本社で同職に就任し、その後アウトモビリ・ランボルギーニに入社した。会長兼最高経営責任者であるステファノ・ドメニカリ氏のもと、CCOとして、その手腕に期待がかかる。
▲アウトモビリ・ランボルギーニCPO フェデリコ・フォスキーニ氏
CPO(最高調達責任者)に昇進したフェデリコ・フォスキーニ氏は大学で経営工学を学んだ後、ランボルギーニに20年間勤務。購買部門からスタートし、プロジェクト管理の責任者など、徐々にポジションを上げ、数々の役職を歴任。2005年、販売部門の責任者に。そして今回、CPOに就任した。