フェラーリは、レースで行う動作確認の周回になぞらえて「インスタレーション・ラップ」と名付けた期間を開始し、生産再開に関わる従業員を主な対象とした安全教育を実施する。政府の最近の方針に沿って、フェラーリではマラネッロとモデナの工場を5月4日から徐々に再開し、5月8日(金)からフル生産に戻る予定だ。
レースで行う動作確認の周回になぞらえて「インスタレーション・ラップ」と名付けた生産再開に関わる従業員を主な対象とした安全教育の研修会を実施。研修では、とりわけ、あらゆる健康上のリスクを避けるために必要な最善の予防策を学ぶ。
また、各作業エリアの入口でチェックを行い、個人用防護具を支給し、共用エリアを共有する際のルールを設定。作業環境を変更したほか、スムーズで安全な職場復帰のための最善のツールをスタッフに用意し、仕事に復帰する前に任意で受けられる血清学的テストが提供されている。
テレワークが可能な企業活動については、今後数週間も通常どおり継続していく。