アウディは、自社の四輪駆動システム「quattro」が40周年を迎えたのに合わせて、過去の輝かしい栄光や、これからのクアトロの在り方にフォーカスした「quattro 40周年ムービー集」を公開した。
アウディと言えば、多くの人が“quattro”を連想するのではないだろうか。この4WDシステムは、40年間にわたってアウディブランドの礎となってきた。
初代quattroが1980年のジュネーブモーターショーでデビューして以来、アウディはquattroドライブシステムを搭載した約1,050万台の車両を生産。モータースポーツ界でも1982年から1984年に世界ラリー選手権(WRC)で4つのタイトルを獲得したほか、2010年代にはAudi R18 e-tron quattroがル・マン24時間レースで3回の総合優勝を果たし、世界耐久選手権(WEC)で4つのタイトルを獲得してきた。
今回、40周年に合わせクアトロに関連する様々なテーマにフォーカスしたムービー集を公開。映像はYoutubeの公式アカウント「Audi Japan PR / アウディ ジャパン 広報」で公開されている。
一本目は「quattroの40周年を祝って」と題し、モータースポーツでの活躍を中心としながら、quattroが歩んだ40年を、マティアス エクストロームとスティグ ブロンクビストの証言から追体験する。
「時を手繰る旅 : Walter Röhrl at the AvD Histo-Monte 」では、撮影当時70歳のヴァルター ロールにフォーカス。モンテカルロラリーを4度勝利した彼は、世界最難関の峠道でありラリーの母と称される場所で、再び戦友Audi quattroのステアリングを握る。しかし今回はプレッシャーを感じることなく、純粋に運転を楽しみ、往時に想いを馳せる。
アウディのブランドイメージを形作ったと言えば、このフルタイム四輪駆動技術をおいてほかにないだろう。しかしこの駆動技術を発明したのは誰だろうか、そしてどんな経緯でquattroと名付けられたのか。「Audi quattro ストーリー - Part 1 Milestones 」ではこの革新的技術のマイルストーンを紹介していく(この作品はquattroの35周年に制作された)。
「Audi e-tronプロトタイプ」はAudi e-tronの開発段階で撮れらたムービーだ。ナミビアの砂漠を走るe-tronと共に、新世代のエレクトリックquattroのバランスの良さについて解説する。
1982年頃、quattroの性能の高さと共に多くの注目を集めた当時のCMも公開された。「quattro TVCF(スキージャンプ)」ではAudi 100 CSがフィンランド カイポラのスキージャンプ台を駆け上がる。
また、第三世代Audi 100の優れた空力性能について解説する動画も公開された。Audi 100は当時、世界最高峰の空力性能を備えており、そのCd値は0.30であった。AudiMediaTVで視聴することが可能だ。
■quattroの40周年を祝って
https://www.youtube.com/watch?v=QbcyP2lzr1Y&feature=emb_title
■時を手繰る旅 : Walter Röhrl at the AvD Histo-Monte
https://www.youtube.com/watch?v=mTJ25u_A74A&feature=emb_title
■Audi quattro ストーリー - Part 1 Milestones
https://www.youtube.com/watch?v=yjK7TaZlipg&feature=emb_title
■Audi e-tron 55 quattro prototype
https://www.youtube.com/watch?time_continue=143&v=TB1i4tuk8_Q&feature=emb_title
■quattro TVCF(スキージャンプ)
https://www.audi-mediacenter.com/en/audimediatv
■Audi 100(C3)
https://www.audi-mediacenter.com/en/audimediatv
■Audi e-tronがアルペンスキーの難コース“シュトライフ”に挑戦
https://www.youtube.com/watch?v=fL4ukB8jybY&feature=emb_title
■Audi e-tron 技術者インタビュー集
https://www.youtube.com/watch?v=zQ-AWHYVoQY&feature=emb_title