日本自動車輸入組合(JAIA)は4月、2022年第1四半期の車名別販売実績を発表した。MINIが2018年第2四半期から16期連続でトップを守った。
2位は昨年6月にフルモデルチェンジしたメルセデス・ベンツCクラス。Cクラスはステーションワゴンをベースにしたクロスオーバーモデル、オールテレインをラインアップに加えるなど、選択肢を広げて魅力をアピールしている。
3位のVWポロは、車名別ランキング・トップ10点の常連。過去10年間(40期)を振り返ると、トップ10入りを逃したのは2020年第4四半期だけ。このときは1756台で11位。26台差でプジョー206に10位を譲った。
過去10年間でトップ10をキープし続けているモデルは、MINI。つねにトップ3をキープしている。
VWゴルフ、メルセデス・ベンツCクラス/Aクラス、BMW3シリーズなど、販売好調な人気モデルの過去10年間のランキングを紹介すると、トップ10入りを1回だけ逃したモデルは1台。他の3モデルはモデルチェンジのタイミングなどで、JAIAが発表するトップ20入りを逃している。
ポロと並ぶトップ10の常連モデルは、BMW3シリーズ。2018年第4四半期は14位(1813台)と、トップ10から漏れた。
VWゴルフは2021年第1四半期に、Cクラスは2021年第2〜3四半期にトップ20から外れている。
■2022年第1四半期 輸入車車名別販売台数ランキング
(日本メーカーの海外生産車は除く)
1=MINI:5,053
2=メルセデス・ベンツCクラス:3,324
3=VWポロ:1,821
4=VWゴルフ:1,807
5=ボルボ60シリーズ:1,701
6=VW・Tロック:1,659
7=ボルボ40シリーズ:1,509
8=BMW3シリーズ:1,505
9=メルセデス・ベンツGLC:1,302
10=フィアット500/500C:1,260
11=メルセデス・ベンツSクラス:1,259
12=VW・Tクロス:1,230
13=メルセデス・ベンツGクラス:1,190
14=ルノー・キャプチャー:1,009
15=BMW2シリーズ:944
16=メルセデス・ベンツEクラス:932
17=BMW・X3:914
18=メルセデス・ベンツAクラス:912
19=ジープ・コンパス:877
20=BMW・X1:864