米国で販売している日本メーカーが、第2四半期の販売実績を発表した。部品調達が滞っている状況は国内市場と同じで、供給が順調にいっていない。マーケットの減速には抗しきれず、各社前年同期比ダウンになっている。
日本メーカー車の中で米国で最多販売を維持するトヨタRAV4は、10万台の大台には達しなかったが、唯一の9万台超え。2位はカムリ(7万4420台)だった。
ホンダの高級車ブランド、アキュラが販売を開始した新型インテグラは1496台を販売。6月上旬に発売したばかりで、順調な滑り出しといえる。インテグラは1.5リッターターボ(200hp)のスポーティモデルで、価格は3万800ドルから3万5800ドルの設定。6MTが設定されている。
日産アルティマは4万315台を販売し、前年同期比約35%増と好調。三菱アウトランダーは1万238台のセールスで、前年同期比約56%増、日産QX60は3245台、同約227%増である。日産はフロンティア、パスファインダーといったSUV系も好調だ。
台数は少ないが順調なセールスを展開しているのが、トヨタ86。月間1000台ペースで、上半期で6177台を販売している。