三菱は、既販車を対象とした後付けの「ペダル踏み間違い時加速抑制アシスト*1」を全国の系列販売会社を通じて9月1日(火)より販売を開始すると発表した。メーカー希望小売価格は、71,500円(消費税10%込)となる。
今回発売する後付けの「ペダル踏み間違い時加速抑制アシスト*1」は、「踏み間違い衝突防止アシスト」が未装着の『eKワゴン』『eKスペース』に乗っているユーザー向けの予防安全装置だ。
*1…本装置は、加速を抑制し被害低減を目的とした機能であり、自動ブレーキなどの自動で停止する機能ではありませんので、必ずお客様自身でブレーキペダルを踏み車両を停止してください。
本装置は、車両前後バンパーに装着する超音波センサーが、前方または後方約3m以内の壁やガラスなど障害物を検知した場合に、室内に取り付ける表示機にランプ点灯とブザーで知らせる機能をもつ。それでもブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを強く踏み込んだ場合には、表示機へのアラート表示とブザー音で注意喚起するとともに、加速を抑制*2する。
また後退時には、壁やガラスなど障害物を検知していない時でも、アクセルペダルを踏み過ぎていると判断した場合、アラート表示とブザー音で注意喚起し、加速を抑制する。
*2…障害物を検知している状態で、アクセルを強く踏んだ場合、約5秒間加速を抑制します。そしてエンジン出力抑制の約5秒後に、ゆるく加速して行きます。また、運転状況、車両状態、天候状態およびドライバーの操作状態によってはシステムが正しく作動しないことがあります。