動画初公開！テトラが作る空飛ぶクルマの飛行試験公開、JAXAとの共同研究も開始

　テトラ・アビエーションは2020年2月に米国で行われた国際航空機開発コンペGoFlyにて受賞した機体で、福島ロボットテストフィールドでの飛行動画を初めて公開。今までの開発経緯とともに2分ほどの動画にまとめた。

また今後さまざまな方々と共同研究していく新たな一歩としてJAXAとも共同研究を進めると発表した。

　公開された飛行動画では、本年2月に米国で行われたGoFlyにおいてプラット・アンド・ホイットニー・ディスラプター賞を受賞した機体"Mk-3"が空を飛ぶ姿が映し出された。また、eVTOL（垂直離着陸型航空機）Mk-3開発に至るまでの、ホームセンターで購入した部材のみで作った試作機からハーフサイズ、フルスケールと順に開発していった2年間の経緯も見ることができる。

■The history of teTra aviation / テトラ・アビエーションeVTOL飛行動画初公開(youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=IZs2xDQ99zE

　動画の公開と共に、都会の空も飛行する社会受容性の高い航空機とするため、静音性の観点からダクテットファンについてJAXA宇宙航空研究開発機構）との共同研究を行うことに合意したと発表された。

　9月2週目には、電動キックボードをはじめとした小型電動モビリティの業界団体が立ち上がる予定だ。

テトラ・アビエーションは、1人1人の多様な生活様式に寄り添うモビリティを目指して開発を進めていく。

teTra aviation corp
https://www.tetra-aviation.com/company