フェラーリ・ジャパンは、フェラーリが取り組むカスタマージャーニーの再定義として、東京のロッソ・スクーデリアにて、最新のコーポレート・アイデンティティーを導入し、装いも新たに生まれ変わったショールームを披露した。
この最新のデザインは、今後、国内9カ所の正規ディーラーすべてに導入され、これまで以上にブランドとの強い結びつきや居心地のよさ、情報量、エネルギーをカスタマーに感じられることになる。また、フェラーリのカスタマーを中心としたアプローチを反映し、ブランドのDNAである伝統、情熱、クラフツマンシップ、革新、そしてイタリアのヘリテージをさらに凝縮したものとなる。
今回披露されたロッソ・スクーデリアのショールームは、国内9カ所のディーラーにおいて最初の事例となる。ショールーム内は、ブランドの現代的要素に、伝統的なカラーパレットと、フェラーリ・エクスペリエンスの映像が組み合わされる。
訪れたカスタマーの五感すべてを刺激するよう、ブランド・エクスペリエンス・ビデオウォールやヘリテージ・ウォール、ライブラリーといったクリエイティブな要素を駆使し、デジタル・シミュレーターを備えたコンサルティング・ルーム、アトリエ・パネル、コミュニティー・テーブルなど、様々な設備を用意した。
各ショールームでは、カスタマーの体験を豊かにする10のタッチポイントが新たに設けられる。
新しいウェルカム・デスクは、ディーラーに足を踏み入れたカスタマーをすぐにお迎えできるよう、以前より入口寄りに設置されている。このアップデート版ウェルカム・デスクは、フェラーリが車両の製造に込めるのと同じレベルの配慮と心遣いを、ショールームでのすべての瞬間に実現するステップのひとつとして取り入れられた。
アップデート版のデザインでは、広いビデオウォールとのコントラストを強めた。新モデルやフェラーリ・カヴァルケードのハイライトなど、様々な動画を流して、ブランドの歴史と未来をたどる旅にお客様が没入できる空間となっている。
また、ダイナミックな照明システムとして、照明設備やカスタマイズされた色温度には、車両の購入者の心を捕らえたり、ショールーム内でカスタマーを導いたり、内外共に魅力的で安心できる空間を作り出したりする力がある。誇りを込めて展示する車両の照明には、自然光と融合するよう調整した人工光を組み合わせている。
ヘリテージ・ライブラリーには贅沢なスーパーカー・オーナーズ・クラブのようなイメージもあるが、その目的はカスタマーにくつろいでもらうこと。フェラーリの世界にひたり、フェラーリを走らせ、所有する意味をカスタマーに実感していただく一助として、しなやかなレザーのラウンジや書籍を用意する。
購入を検討中のカスタマーは、フェラーリ・ジャーニーのステアリングを自ら操る手段として、デジタル・シミュレーターを利用することが可能だ。
お好みのモデルとスペックを選んだら、フェラーリの外観や印象、装備するアクセサリーなどをカスタマイズ。新シミュレーターには最新テクノロジーを活用し、可能な限り最大のライブ・コンフィギュレーション・モニターを備えて、夢のフェラーリの実現にカスタマー自身が専念できるようにしている。
フェラーリ・アトリエはフェラーリをパーソナライズする究極の方法だ。個別にパーティションを設けているので、夢のフェラーリを現実のものとするために、多数のサンプルや無限のオプションをじっくり検討することが可能となっている。
新デザインではヘリテージ・ウォールを設けて、フェラーリが誇るモータースポーツの豊かな歴史をハイライトで展示する。
また、コミュニティー・テーブルでは、ショールームの雰囲気を活気あふれるイタリアのカフェに変貌させる空間も用意されている。ゆったりくつろいでエスプレッソを味わいながら、ヘリテージ・ウォールを鑑賞できる。
アイコニックな黒いサークル内に、車両を展示する。
■フェラーリ・ジャパン、代表取締役社長のフェデリコ・パストレッリ氏 コメント
「このたび、ここ港区のショールームに最新設備を導入できたことを心から嬉しく思います。新CIを導入した国内初のショールームであり、地域に対する私たちの継続的コミットメントを強く示しています。この新しいデザインにより、従来の一般的なカーディーラーとは異なり、居心地の良い空間でもてなされる会員制クラブのような雰囲気の中で、フェラーリ・オーナーの皆様はフェラーリの世界感とブランドとの直接的な繋がりを一層感じていただくことができるでしょう。」