10月より兵庫県警察が実施する地域安全運動施策に、ゲームソフトウェアメーカーのカプコンの人気シリーズ「モンスターハンター」のキャラクターが初めて採用された。
「モンスターハンター」シリーズは、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲームだ。2004年の第1作発売以来、ネットワークを介して「他のプレイヤーと協力して強大なモンスターに挑む」というプレイジャンルを確立し、シリーズ累計販売本数8,600万本(2022年8月23日現在)を誇る、世界中から注目を集めるコンテンツに成長している。
今回兵庫県警察からカプコンへ、県民に自主防犯意識の普及浸透を図りたいとの依頼があり、10月より全国で実施される「全国地域安全運動」に伴う兵庫県下での地域安全運動施策において、「モンスターハンター」シリーズのキャラクター起用が決定した。
10月8日にマリンピア神戸で実施する啓発イベントでは、「アイルー」を活用したオリジナルの防犯ぬりえ、反射板キーホルダー、タオルを配布。また今後は、兵庫県下において多発傾向にある自動車関連犯罪の被害防止についても広く啓発するため、防犯グッズの制作をはじめ同県全域での地域安全運動施策を支援していく予定だ。
カプコンは、コンテンツが人を惹きつける力を活用し、経済振興、文化啓蒙、防犯啓発、選挙投票啓発の4分野から全国各地域の活性化を支援。2009年以降、ゲーム会社と地方自治体とでは初の包括協定締結や、各府県警察の防犯啓発施策への協力、知事選挙の投票啓発など、様々な取り組みを行っている。