トヨタの北米を担当するトヨタ・モーター・ノースアメリカ(TMNA)は、2020年12月の販売台数が249,601台で、2019年12月と比較して数量ベースで20.4%増加したと発表した。
コロナ禍の影響を受けた2020年の暦年では、TMNAは2,112,941台の車両を販売。これは、販売台数で11.3%の減少になる。
注目すべきはハイブリッドの販売台数だ。12月のハイブリッド販売台数は合計50,649台となり、82.8%という驚異的な増加。2020年のハイブリッドの販売台数は合計337,036台、22.7%増加したという。
ハイブリッド販売は、TMNAの2020年の販売量のほぼ16%を占めている。TMNAでは14車種のハイブリッドやFCVをラインナップ中だ。
結果としてTMNAは21年連続、ハイブリッドやFCVを含む電動車販売でナンバーワンとなった。
ちなみにカムリは19年連続で米国で最も売れている乗用車、RAV4は4年連続で米国で最も売れているSUV、タコマは16年連続ベストセラー小型ピックアップトラックになった。
レクサスも好調で12月の販売台数は38,223台に到達、販売台数ベースで前年比8.2%増加した。