マツダ・ロードスターの「生産台数」ギネス世界記録の歴史を振り返る

NA型。小型オープンカーの人気復活を世界中に印象づけた。フォロワーがたくさん開発された

 マツダ・ロードスターは1989年2月に米国シカゴ・ショーで発表された。日本発売は同年9月、当時のユーノス・チャネル専売モデルとしてデビューした。海外ではMX-5、MX-5ミアータのモデル名で販売され、デビューと同時に大きな話題を集めヒットした。

 ロードスターは2000年5月、「2人乗り小型オープンスポーツカー生産累計世界一」を達成し、ギネス世界記録に認定された。このときの台数は53万1890台。

2009年ロードスター20 周年ミーティングでのパレード

2019年にデビュー25周年を記念したファンのミーティング。集まったロードスターで「MX-5」と「25」の文字を表現した(米国ラグナセカ)

 当時のマーク・フィールズ社長は「今回のギネス認定はロードスターが生産開始からわずか10年で世界のスポーツカーのトップブランドに躍り出たことを証明するものであり、大変光栄である」とコメントしていた。

ひろしまフラワーフェスティバルで広島市内をパレードするロードスタークラブの皆さん(2019年)

 ロードスターは着実に生産台数を伸ばしている。節目となった台数をまとめた。

・60万台=2002年1月
・70万台=2005年4月
・80万台=2007年1月
・90万台=2011年2月
・100万台=2016年4月
 (いずれもギネス世界記録)

NB型。リトラクタブルヘッドランプを固定式に変更

 歴代ロードスターのデビュー時期(4thモデルは発売時期)は次のようになる。

・1st=1989年9月(NA)
・2nd=1998年1月(NB)
・3rd=2005年8月(NC)
・4th=2015年5月(ND)

NC型。このモデルから「3ナンバー」モデルになった

 

ロードスター生産累計100万台達成記念サイト

https://www.mazda.co.jp/experience/roadster/million/?_ga=2.86207128.1805370942.1669342260-812566928.1669342260

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