ホンダ中国とAutoX、中国における自動運転技術開発を開始

 中国の自動運転開発スタートアップ企業であるAutoXは、自動運転技術開発についてホンダの中国法人、本田技研科技(中国)有限公司と提携したと発表した。

また、ホンダのアコードとインスパイアに最新のAutoXジェネレーション5自動運転システムを搭載した自動運転フリートをリリースする

▲ホンダ中国とAutoX、中国における自動運転技術開発を開始
▲ホンダ中国とAutoX、中国における自動運転技術開発を開始

 AutoXは、「誰でも楽しめる自動運転」を使命に、安全で高性能な自動運転AIプラットフォームを開発している中国のレベル4自動運転のリーダー企業だ。

2020年4月から中国深圳市で、完全無人運転RoboTaxiを実証実験を開始。そして2021年1月に世界で2番目、中国初で唯一の完全無人運転RoboTaxiサービスを一般公開している。

ホンダは道路を使う誰もが事故に遭わない社会の実現を目指しており、「Safety for Everyone」のスローガンのもと、安全技術の研究・開発を世界に先駆けて取り組んでいる。そして先進安全技術の新たな一歩として「Honda SENSING Elite」を搭載したレジェンドを2021年3月5日に日本国内で発表した。

ホンダは、AutoXの最新鋭技術を利用して、中国一般道路での自動運転実証実験を通じて中国の交通環境への理解を深め、より安全で高度な自動運転技術を開発し、現地道路に適した自動運転ソリューションを模索する。

▲Honda SENSING Eliteを搭載した新型レジェンド
▲Honda SENSING Eliteを搭載した新型レジェンド

 AutoXは、上海、深圳、武漢など、中国で最も人口密度の高く、繁雑なこれらの都市で100台以上のRoboTaxiを運営し、自社のAIプラットフォームがこれらの都市の一般道路を問題なく処理している。また上海で展開したRoboTaxiサービスは、誰もがアプリを介して利用することが可能だ。

2020年7月には、AutoXはカリフォルニア車両管理局から完全無人運転のRoboTaxi許可も取得し、世界で2番目、中国初の当該許可を取得している。

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