10月の輸入車販売は前年同月比18.5%上昇。首位メルセデスが好調。(2022年10月・輸入車販売)

10月の国産メーカーを含めた乗用車の輸入台数は17,616台となり、前年比同月比118.2%となり、先月に引き続き前年超えとなった。1月からの累計(1月-10月)では前年比88.4%で、復調傾向だ。

メルセデス・ベンツは前年同月比146.2%と首位を堅持。Cクラスは平均で1,000台/月以上のセールス。

トップ2のメルセデス、BMWが前年比140%超えと好調。BMWは先月の3位からランクアップとなった。その他主要ブランドで大幅に前年同月比で伸長したのは、BMWミニ(154%)マツダ(836%)プジョー(139%)ランドローバー(402%)。

BMWも前年比147.7%と好調でブランド別で3位から2位に浮上。

3ナンバーで500台以上の登録となったマツダだが、CX-3の生産が先月からAAT(オートアライアンス・タイランド)生産に切り替わり、輸入が本格化している影響。11月で創立27周年を迎えたAATでは7年前からCX-3の海外向けの生産が始まっており、現在はCX-30も生産するグローバルでの主力工場となっている。日産のタイ工場でのキックスやマーチ、スズキのハンガリー工場のエスクードも同様の逆輸入車となる。このような横方向でのスイング生産は、海外工場の品質成熟化によって今後増えてくるだろう。

成熟した海外生産拠点でのスイング生産は今後も期待される

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