日本自動車輸入組合(JAIA)は、2022年第3四半期(7月-9月)の車名別販売実績を発表した。
前回の第2四半期では、車名別ランキング16期連続(4年間)トップのMINIを下し、首位に立ったメルセデス・ベンツCクラスであったが、今期再びMINIがおよそ1,800台の差をつけて首位(4,718台)に返り咲いた。
直近の3期、9ヶ月間でみると、MINIが販売した台数は14,052台、月平均で1,561台となり、同価格帯の国産モデルと比較してもかなりの販売ボリュームとなる。
国産車と同じく、生産状況により輸入車の販売台数も大きく左右される傾向もあるが、SUV市場の拡大によってフォルクスワーゲンT-クロスのような比較的コンパクトなSUVモデルが上位(4位)に上がり、セダン系はメルセデス・ベンツCクラスを除いて軒並みダウン傾向にある。メルセデスでは、今まで10位圏外だったGLBが7位(1,475台)とランクアップしていることも興味深い。