2021年3月の乗用車パワーユニット別販売台数データ(輸入車含む、軽自動車除く)。新車販売の内訳をガソリン車、HV(ハイブリッド)、PHV(プラグインハイブリッド)、ディーゼル車、EV(電気自動車)、FCV(燃料電池車)で整理した。ガソリンとハイブリッドで全体の90%以上を占めている。
■2021年3月 乗用車パワーユニット別販売台数(輸入車含む、軽自動車は除く)
年月=ガソリン/HV/PHV/ディーゼル/EV/FCV/その他(LPGなど)
2021年3月=G 171,6369(52.2%)/D 23,794(7.2%)/HV 128,175(38.9%)
EV 2,656(0.8%)/PHV 2,714(0.8%)/FCV 241(0.1)/その他 23(-)
●日本自動車販売協会連合会の資料をもとに作成
販売台数上位のトヨタ、ホンダ、日産、輸入車のパワートレーン別構成を見ると、eパワーが人気の日産のハイブリッド比率が高いことがわかる。世界に先駆けて量産ハイブリッド車、プリウスを発売したトヨタはガソリン比率が最多だった。
国産メーカーでディーゼルエンジン比率が高いのは、マツダと三菱。とくに三菱はディーゼルが過半数に達している唯一のメーカー。オフロード系4WDを得意とするメーカーの特徴が表れている。また、三菱はPHV比率が販売台数の20%以上を占めるという点でも他メーカーとは異なる特徴だ。