テスラの家庭用蓄電池 Powerwall がドコモショップ4店舗へ導入

 テスラ家庭用蓄電池「Powerwall」が、株式会社ティーガイアの運営するドコモショップ4店舗へ、株式会社TGパワーにより導入され、2021年4月より順次運用が開始された。

▲テスラ家庭用蓄電池の設置により再生可能エネルギーの自家消費率の向上、CO2排出量の削減へ貢献
▲テスラ家庭用蓄電池の設置により再生可能エネルギーの自家消費率の向上、CO2排出量の削減へ貢献

 「Powerwall」が導入された各店舗には既にTGパワーによるPPAサービス※1により、太陽光パネルの導入・電力供給がされている。そして今回の導入により太陽光発電による電気を昼間に蓄電、夜間に利用することで、更なる再生可能エネルギーの活用、災害などによる停電時の店舗への電力供給が可能になった。

また、Powerwallの導入により、再生可能エネルギーの自家消費率の10%向上、店舗全体でのCO2排出量を50%削減(太陽光パネルのみと比較して10%前後の削減量増)が見込まれている。

※1 PPAサービス(Power Purchase Agreementサービス)
無償設置・第三者保有モデルとも呼ばれており、PPAサービス事業者がお客様の屋根上や遊休地に太陽光発電設備を設置してお客様へ電力を供給し、お客様は設置場所を提供することで設備を無償で設置(設備は未所有)し、使用した電気代をPPAサービス事業者に支払う形のサービスのこと。

※2 本資料に掲載の写真は、全てドコモショップ八街店で撮影したものです。

設置されたテスラ「Powerwall」
設置されたテスラ「Powerwall」

 テスラPowerwallは、1つのシステムとして最大10台までの拡張(10台拡張時の蓄電容量135kWh)が可能だ。そのためテスラは、今回のように家庭用だけでなく中小規模の商業施設における再生可能エネルギーの活用・普及にも引き続き貢献していくとしている。

■Powerwall 導入店舗
ドコモショップ日高店(埼玉県日高市)
ドコモショップ八街店(千葉県八街市)
ドコモショップ鎌取店(千葉県千葉市)
ドコモショップ山武成東店(千葉県山武市)

▲停電時における店舗への電力供給イメージ
▲停電時における店舗への電力供給イメージ

■テスラ家庭用蓄電池 Powerwall 製品概要

 Powerwall は 13.5kWh の蓄電容量の家庭用蓄電池で、4 人世帯が消費する約 1 日分の電気を蓄電することが可能。また、太陽光発電システムと連携することで、太陽光発電により発電した電気の自家消費を拡大することができる。

また、Powerwallの出力は 5kWと高く、電子レンジやドライヤーなど高出力が必要な家電製品もPowerwall からの電気で利用することが可能だ。また、エアコンやIH調理器などの200V機器も利用することができる。この出力は停電時も変わらない。

台風や地震などによる停電の際には、Powerwall からの電気の供給へ自動で切り替わり、暗闇で設定変更などする必要なく、安心してお過ごすことが可能になっている。また、Powerwall は分電盤全体をまるごとバックアップできるため、停電時にも家の中すべてのコンセントを通常と同じように使うことができる。

停電時、太陽光発電システムの発電の出力抑制がされることはなく、普段通りの発電を継続が可能。これにより、停電期間が長期にわたっても、晴天が続けば太陽光発電と蓄電池で長期間過ごすことも可能だ。

専用アプリTesla appからいつでも、どこからでも、Powerwall や太陽光発電システムの稼働状況、家庭内の電気の使用状況などをモニターできるだけでなく、運転モードの設定の変更も可能だ。

■Powerwall 詳細
https://www.tesla.com/ja_jp/powerwall

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