「世界で進行するクルマの電動化」SUBARUは2030年までに40%をBEVまたはハイブリッドに

▲2022年に日米欧中などで発売予定の新型BEVは「ソルテラ」という名称に決定 CセグメントのSUV
▲2022年に日米欧中などで発売予定の新型BEVは「ソルテラ」という名称に決定 CセグメントのSUV

・2030年代前半に全車電動技術搭載 ・2030年までに世界販売の40%以上を電動車に ・2050年のCO2排出量は2010年比で90%以上削減

 SUBARUは「脱炭素社会への貢献は企業として必須の取り組み」と考え、2030年までに全世界販売台数の40%以上をBEVもしくはHVにする長期目標を立てている。

 また、2030年代前半には、生産・販売するすべてのスバル車に電動技術の搭載を目指す。ここでいう電動技術とは、BEVもしくはHVなど、電動利用を高める技術を指し、他社からOEM供給を受ける車種は除く。

▲米国で販売するクロストレック・ハイブリッドはPHV仕様 120Vと240Vの充電設備が使える
▲米国で販売するクロストレック・ハイブリッドはPHV仕様 120Vと240Vの充電設備が使える

 スバルは2012年にマイルドHV(e-BOXER)、2018年にPHVを市場に投入。2020年代前半にはストロングHVを投入する予定だ。BEVも2022年に投入する予定で、CセグメントのSUVに搭載する予定。電動化の基幹技術開発はアライアンスも活用しながら加速し、CO2削減を図りつつも、スバルらしい個性あるクルマ作りを行っていく考えだ。

 2050年にはWell to Wheelで新車平均(走行時)のCO2排出量を2010年比で90%以上削減する目標を掲げている。

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