TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるドライバーの発掘と、正しいドライビング教育によるモータースポーツの裾野拡大を目的として、2021年「TGR-DCレーシングスクール(TGR-DC RS)」の開催概要を発表し、TGRの次世代を担うドライバーを募集する。
TGRは、国内外のレースやラリーで活躍できるレーシングドライバーを育成するためのプログラム「TGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC:TGR Driver Challenge program)」として、若手レーシングドライバーならびにラリードライバーの育成を行っている。TGR-DC RSは、TGR-DCの登竜門として、前身であるFTRS(Formula Toyota Racing School)のノウハウを受け継ぎ、トヨタのレーシングスクールとして今年で27年目を迎えた。
昨年は、新型コロナウイルスの影響により中止となってしまったが、2021年は、参加者・講師・関係者の皆様の安全と健康を第一に考え、各種の感染防止策を徹底した上で開催すべく、準備を進めている。十勝スピードウェイでの2泊3日の合宿形式で、車両はフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)で使用されていた本格的なフォーミュラカーを使用、実走行を中心としたプログラムだ。日本人初のル・マン24時間レース総合優勝者である関谷正徳が引き続き校長を務め、初代FTRSスカラシップドライバーである片岡龍也をはじめ、TGRと共に活動する現役のプロドライバーが講師として指導にあたる。
当スクールで才能を認められたドライバーは、TGR-DC RSスカラシップドライバーとして選出され、将来のトップドライバーになるための支援を受けながら翌年以降のFIA-F4選手権参戦を目指す。
トヨタのレーシングスクールは、これまで延べ600名以上が受講し、FIA世界耐久選手権(WEC)、FIA世界ラリー選手権(WRC)、SUPER GT、全日本スーパーフォーミュラ選手権など、国内外のトップカテゴリーで活躍するドライバーを多数輩出している。当スクールからTGR-DC育成ドライバーとなった平良響は、FIA-F4選手権において、シリーズ記録となる10連勝で2020年のシーズンチャンピオンに輝いた。これはトヨタの育成ドライバーとして3人目となるタイトルだ。平良は今季より全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権へとステップアップを果たしている。
■2021年TGR-DCレーシングスクール概要・申込方法
日程:8月11日(水)~8月13日(金)
開催地:十勝スピードウェイ・ジュニアコース(北海道河西郡更別村)
使用車輌:FC106
講師
【校長】 関谷正徳
【主任講師】 片岡龍也
【担当講師】 土屋武士
石浦 宏明
大嶋 和也
国本 雄資
平川 亮
坪井 翔
受講対象者:14歳以上のカートレース出場経験者、又は公認4輪レース出場経験者
※未成年の方は、本スクール参加にあたり親権者の承諾が必要です
受講定員:20名程度
受講料:150,000円(宿泊費・食事・税込み)※交通費は自己負担となります
選考方法:書類審査※先着順ではありません
申込方法:参加申込書を下記よりダウンロードいただき、必要事項記入の上、事務局まで郵送またはメールのいずれかの方法で送付してください
申込先:TGR-DCレーシングスクール事務局
住所:〒190-1211東京都西多摩郡瑞穂町石畑1590-15
TEL:042-511-0204 FAX:042-556-2393
メール:tgr-dcrs@tomsspirit.co.jp
申込締切:6月30日(水)消印有効
※新型コロナウイルスの感染拡大状況により、延期または中止させていただく場合がございます。
申込書ダウンロード(PDF)
https://toyotagazooracing.com/pages/jpn/contents/tdp/pdf/release/2021/21tgr-dc-rs_entry.pdf