パナソニック、SSDポータブルカーナビゲーションの人気モデル「ゴリラ」2機種を発売

 パナソニックは、SSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」の新製品7V型2機種を2021年7月上旬から発売する。

SSDポータブルカーナビゲーション Gorilla CN-G1500VD、CN-G750D
SSDポータブルカーナビゲーション Gorilla CN-G1500VD、CN-G750D

 近年スマートフォン向けのナビゲーションアプリが普及する中、「ゴリラ」はカーナビゲーションの基本性能の高さと使いやすさ、豊富なデータ量でユーザーからの評価も高く、4年連続で国内シェアNo.1を獲得している。

本シリーズは、新GPSモジュールを搭載し、GPS、みちびき(準天頂衛星システム)、グロナスのトリプル衛星受信を進化させ、GPSの電波が遮断されやすい高層ビル街や山間部での測位性能を向上。ナビゲーションの基本性能となる自車位置測位精度を強化した。また、プローブ情報の活用が進む道路交通情報サービス「VICS WIDE」に対応した「スイテルート案内」機能で渋滞を回避して案内します(G1500Vのみ)。

16 GBのメモリに豊富なデータを搭載し、当社独自の「全国どこでも市街地図」を収録。全国の市街地を100%カバーし、全国どこでも建物の形状や道幅までわかる詳細な地図表示が可能だ。加えて、最大3年間の「部分地図更新」と「全地図更新」の無料サービスに対応している(G1500Vのみ)。さらに、一時停止などの標識の見落としや高速道路上の逆走を警告する「安全・安心運転サポート」機能を搭載し、交通事故や交通違反の未然防止をユーザーに促す。

特長.1 高性能なナビゲーション機能

▲新GPSモジュール搭載「みちびき」24時間受信対応で測位精度を向上
▲新GPSモジュール搭載「みちびき」24時間受信対応で測位精度を向上

 新GPSモジュールの搭載により、「みちびき」、2、4号機からの信号を受信することが可能となり、これまで1日8時間に限定されていた受信時間が24時間対応となった。これにより、GPS衛星、ロシアの衛星「グロナス」、日本の準天頂衛星「みちびき」からの信号を現在地測位に活用するトリプル衛星受信が進化し、GPSの電波が遮断されやすい高層ビル街や山間部での測位性能が向上した。

また、衛星信号が届きにくい高架下などでは、「Gジャイロ」で継続測位が可能だ。高精度測位システム「Gロケーション」を搭載し、高速道路と一般道の上下並走や一般道から高速道路への進入など、都市部の複雑な道路網でも正確に現在地を測位する高いナビゲーション精度を実現する。

▲「VICS WIDE」の情報をもとに「スイテルート案内」機能で渋滞回避(G1500Vのみ)
▲「VICS WIDE」の情報をもとに「スイテルート案内」機能で渋滞回避(G1500Vのみ)

 プローブ情報の活用が進む交通情報サービス「VICS WIDE」に対応し、別売品や通信費なしで渋滞を回避する「スイテルート案内」機能を搭載。案内中に交通状況の変化に合わせて提示された新たなルートを、距離や所要時間を比較して新旧ルートから選択できる。また、「VICS WIDE」の渋滞情報を、「プローブ情報」と区別した分かりやすい表示や渋滞回避レベルを3段階に調整できるなど、「ゴリラ」だけ※6の機能も搭載している。

2020年4月から関東エリア1都6県内で、従来VICSが提供してきた「感知器から収集した道路交通情報」に加え「道路を走るクルマからの情報(プローブ情報)」を活用し、より多くの道路交通情報が「VICS WIDE」で提供されており、「到着予想時刻のズレ改善」や「ルートの最適化」など渋滞を減らすための効果が各地で確認されはじめている※。

※ 実証実験の詳細は一般財団法人 道路交通情報通信システムセンターのホームページをご参照ください。
URL:https://www.vics.or.jp/everyone/special/

特長.2 当社独自※2全国の市街地を100%カバーする※3「全国どこでも市街地図」搭載

▲家形や道幅、河川の形状までリアルに表示
▲家形や道幅、河川の形状までリアルに表示

 緻密さで定評のあるゼンリン住宅地図2,163冊分のデータを基にした「全国どこでも市街地図」を搭載。全国の市街地を100%カバーし、日本全国の市区町村1,741エリアを収録している。都市部だけでなく周囲に民家が少ない山間部などでも建物の形状や道幅までわかる詳細な地図が利用でき、不慣れな場所でも現在地の把握が容易にできる。

▲最大3年間無料の部分地図更新/全地図更新で最新地図データに更新可能(G1500Vのみ)
▲最大3年間無料の部分地図更新/全地図更新で最新地図データに更新可能(G1500Vのみ)

 2024年7月末までの最大3年間に、2カ月に1度の「部分地図更新」で、新規開通道路をカバーできる。「全地図更新」では全国どこでも市街地図やガイドブック情報を含む全情報を期間中に1度無料で更新でき、3年後も最新版データで利用することができる。

▲ハイウェイジャンクションやピクトグラムに対応した方面看板など、実際の道路案内に即したひと目で分かる案内図がさらに充実
▲ハイウェイジャンクションやピクトグラムに対応した方面看板など、実際の道路案内に即したひと目で分かる案内図がさらに充実

 高速道路のレーン数表示やカラーレーンに対応した案内図や、方面看板のピクトグラム表示対応を全国に拡大するなど、リアルな案内表示を充実させ、ルート案内で重要な分岐点の情報が直感的に認識できるようになった。

特長.3 ドライブのヒヤリハットを注意喚起する「安全・安心運転サポート」機能搭載

▲一時停止案内 や制限速度案内(一般道)、逆走検知警告などを表示
▲一時停止案内 や制限速度案内(一般道)、逆走検知警告などを表示

 見落としがちな道路標識情報などを音声や画面表示で事前に知らせ、初めての場所や不慣れな道での走行をサポート。また、高速道路ではサービスエリア/パーキングエリアから出発する際に音声と画面表示で逆走を注意喚起し、サービスエリア/パーキングエリア入口部などで逆走すると検知して音声と画面表示で警告する。

■その他の主な特長
ゼンリン製地図2021年4月版(2020年12月締め)を収録。東名高速から横浜港までが直結され、アクセス性向上効果が期待される横浜北西線「横浜青葉出入口~横浜港北JCT区間」や、全線開通により経済効果が期待される名古屋第二環状自動車道「名古屋西JCT~飛島JCT区間」など、話題の新規路線を収録。

大容量16 GB SSDメモリを内蔵し、AV一体型カーナビゲーション同等の豊富なデータベースを収録。電話番号約2,350万件、住所約3,930万件、ジャンル/周辺施設約1,540ジャンル約310万件、あいまい検索約550万件など、検索用データも充実。建物のテナント情報や旅行に便利な「るるぶDATA」も収録。

高級感あるシルバーフレームと両端を絞ったスタイリッシュな薄型ボディを実現し輸入車のインテリアにもマッチ。別売の車載用取付キット(トレイ固定方式)CA-PT71Dで1DINスペースに装着可能。

前回受信した位置情報と軌道情報を利用して、再起動時などに短時間で現在地を測位する「クイックGPS」搭載。

多少遠回りでも広い道を通りたい場合など、「道幅優先探索」で広い道路を優先したルート探索が可能。

ワンセグテレビの視聴が可能。

12V/24Vに対応したシガーライターコードを同梱し、多様な車種へ対応。

別売のリヤビューカメラ(CY-RC100KD)の接続に対応(G1500Vのみ)

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