JAFは、先進技術を活用し実際に運転席から見た時の「死角」はどのくらい広いのか、「死角」にはどんなものが隠れるのかを体験できる「JAF 360度VR動画」クルマの死角編を公開した。
運転席から目視をした時に、クルマのボディや柱(ピラー)などで見えない範囲のことを「死角」と言う。今回公開された動画、クルマの死角編は、走行場面を想定しクルマの全周囲に道路利用者(車)を置き、運転席から見た死角とそこに隠れた危険を表現した。
車のボディを透過させる特殊な映像処理をおこなっており、さらに上を見るとドローンによる俯瞰画像からもクルマの周囲の状況を確認できるなど、今回はVR技術の特性をフルに活かした映像化がおこなわれた。スマホやPCでも見ることはできるが、JAFはVRゴーグルでの閲覧を推奨している。
こういった死角の危険に備えるためには、日ごろからさまざまな交通場面に応じた「危険を予測し、それに備えた行動や確認」が必要だが、具体的なイメージができないことも課題となる。
JAFは、このような映像で疑似体験をおこなうことで、「安全」に危険を予測する能力を鍛えることが可能だとしている。「クルマの死角」や「危険な交通場面」のイメージを持ち、実際の運転でも安全運転に努めることが大切だ。
■JAF 360度VR動画特設サイト:
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/protect-life/360video
■YouTube公式アカウント クルマの「死角」に潜む危険:
https://www.youtube.com/watch?v=Om_Xv7ja3X8