2021年5月国内乗用車販売における3ナンバー比率を算出した。
3ナンバー比率100%は、レクサス。インターナショナルなプレミアムモデルとして、日本独自の小型車枠の規定よりも「世界で販売し、支持を得る」という開発方針が、基本ディメンションに反映されている。
3ナンバー比率第2位は97.6%のSUBARU(スバル)、3位は96.1%の輸入車で、4月実績と同じ順位である。なお、スバルは6月、XVに特別仕様車2.0e-Lアイサイト・スマートエディションを発売した。2.0e-LアイサイトををベースにLEDヘッドランプとダーク塗装17インチアルミを採用し、アドバンス・グレード専用色だったラグーンブルーパールが設定されている。価格は270万6000円(ルーフレール装着車は276万1000円)。
日本メーカーが海外で生産し、輸入車としてカウントされるモデル(日産キックスなど)の3ナンバー比率は76.0%。海外メーカーに限定した3ナンバー比率(96.1%)に比べて、5ナンバーモデル(日産マーチ、三菱ミラージュなど)の比率が高い状況がわかる。
■2021年5月 ブランド別乗用車3ナンバー比率(軽自動車・トラック/バスを除く)
メーカー=3ナンバー比率:3ナンバー台数/5ナンバー台数/合計台数
*比率の高い順に上から並べています
*日本メーカーは海外工場生産分を含みます
*輸入車は日本メーカーの海外生産分を含みません
レクサス=100.0%/4,485/0:4,485
SUBARU(スバル)=97.6%/4,680/117:4,797
輸入車=96.1%/3.9%/19,398/789:20,187
マツダ=78.1%/4,785/1,344:6,129
三菱=75.1%/1,460/485:1,945
トヨタ(レクサスを除く)=55.6%/49,321/39,413:88,734
本田技研=54.1%/8,547/7,248:15,795
日産=26.9%/3,694/10,031:13,725
スズキ=13.9%/1,055/6,510:7,565
ダイハツ=0.2%/5/2,565:2,570