日産のサブスク「おまとめプラン」とシニア向け金融商品「ほっとプラス」を発売

 日産は、新車を所有する上で必要な諸費用*をまとめ、月々の定額利用料で支払うことができるサブスクリプション商品「おまとめプラン」を全国の販売会社にて発売した。

*駐車場代、ガソリン代を除きます。

クルマと、クルマにかかる諸費用をまとめたイラスト

▲日産サブスクリプションサービス「おまとめプラン」

 

「おまとめプラン」は、日産自動車の金融子会社である日産フィナンシャルサービスが運用する金融商品だ。また、日産はこれに先立ち、2022年10月よりシニア向けあんしん特約付き残価設定型クレジット「ほっとプラス」の取り扱いも開始している。

 「おまとめプラン」は、新車取得時にかかる車両代金や登録諸費用に加え、クルマを利用する上で必要となる各種税金、車検や定期点検、消耗品の交換、故障修理などの諸費用、さらには自動車保険も組み込んで、定額の月額利用料として支払うサブスクリプション商品だ。具体的には、車両本体価格から車両の残価を差し引いた額と、その他諸費用を足した総額を契約月数で割った金額が、ユーザーが支払う月額利用料金となる。

ローン購入と「おまとめプラン」によるクルマの支払い例の比較

▲ローン購入と「おまとめプラン」によるクルマの支払い例の比較

 一般的な自動車ローンの購入では、車両代と登録諸費用に加え、各種費用が突発的に発生することがあるが、「おまとめプラン」では、これらがすべて月額利用料に含まれており、その都度の出費や面倒な手続きなくクルマを利用できるサービスとなっている。

ユーザーは、クルマを維持するためのトータルコストを見通すことが出来、さらにクルマを所有する際のまとまった金額の負担に対する不安や、維持管理上の煩わしさを最小限に抑えることで、気軽に安心してクルマを使うことができる。

クルマを維持するのにかかる諸費用、諸手続きを表した図

▲おまとめプランの特色。車両代や税金・保険・車検・点検を含むすべてのメンテナンス費用がコミコミ

 おまとめプランの特色として、車検法定点検はもちろん、消耗品(夏タイヤ、ワイパーゴム等含む)、油脂類交換まで含めたフルメンテナンスの提供により、簡易メンテナンスパックで起こりがちな入庫時の追加負担がない点。メーカー保証終了後のナビゲーション、ETC、ドライブレコーダー等の純正部品に不具合が発生した場合「一般修理」で対応するので延長保証同等のカバーとなり安心な点などが挙げられる。

また、自動車保険を組み込むがことが可能で、取扱代理店を日産販売会社とした場合は、日産カーライフ保険プラン*のサービスを契約期間中受けることができる。保険の手続きはリース契約時のみとなるため、リース契約期間中は、毎年発生する自動車保険の更新手続きが不要となり、保険料についても長期一括払保険なので、万が一の事故修理で保険を使っても期間中の保険料が上がることはなく、安心してクルマに乗ることができる。

*一部取扱不可店舗があります。

契約プランのイラスト

▲契約プランはライフスタイルの変化に対応した複数のプランを用意

 契約期間は、スタンダードな3年・5年・7年契約に加え、3年目に所定の手数料を支払うことで新車に乗りかえが出来る「5年契約3年乗りかえプラン」*を設定。毎月の走行距離については、1000km/月・1500km/月から選択することができ、ライフスタイルの変化に対応したプランを複数用意する。

 ほかにも、電気自動車の場合、国のCEV補助金の申請手続きは日産フィナンシャルサービスが行い補助金交付相当額をリース料に減額反映するため、ユーザーは補助金メリットを享受することが可能だ。また万が一クルマを傷つけてしまった場合でも、原状回復費用30万円(税込)までは、車両返却時、傷等の修理といったユーザーの負担がない特約がつく。

*ご利用には諸条件があります。お申込みは個人のお客様のみとなります。法人・個人事業主のお客様はご利用いただけません。

「ほっとプラス」のロゴ

▲シニア向けあんしん特約付き残価設定型クレジット「ほっとプラス」

 シニア向けあんしん特約付き残価設定型クレジット「ほっとプラス」は、クレジット申込時の年齢が60歳から80歳以下のカスタマーが、万が一運転困難な状態になった場合でも、運転免許証を返納しクルマを購入店舗に返却すれば、その後のクレジットの支払が不要となるプランだ。長く運転を楽しみたいけれど、将来が不安で新車の購入を迷われているカスタマーに、一定の手数料を負担してもらうことで、安心して最新装備のクルマに乗ることができる。

今回発売した2つの金融商品は、高齢化社会や多様化するカスタマーのニーズに応えるものだ。

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