2021年1〜6月の輸入車販売台数(乗用車)は、日本メーカーの国外生産分を含む総販売台数が17万842台(前年同期12万8549台、32.9%増)だった。都道府県別の販売台数ランキングを紹介しよう。
都道府県別のデータを紹介する前に、上半期の販売状況は、日本メーカーの生産分を除いた純輸入車は、13万5925台(同11万2485台、19.8%増)。約3万5000台の外国工場製日本メーカー車が輸入されていた計算になり、前年同期(1万5064台)比131.8%増と大幅に伸びた。これは、タイ生産の日産キックスの販売台数(2021年1〜6月販売台数2万1193台)が押し上げた結果といえる。
輸入乗用車の販売ランキングは、東京が2万4562台でトップ。輸入車販売の14.4%を占めた計算になる。トップ10内で、輸入車全体の伸び率(32.9%増)を超えたのは、兵庫と埼玉だけだった。
■2021年1~6月輸入乗用車(総計)都道府県別販売台数ランキング
順位=都道府県名:2021年1〜6月販売台数/前年同期販売台数/前年同期比
1=東京:24,562/19,917:123.3%
2=神奈川:14,798/11,108:133.2%
3=愛知:14,538/11,252:129.2%
4=大阪:11,861/8,911:133.1%
5=兵庫:8,864/6,262:141.6%
6=埼玉:8,688/6,077:143.0%
7=千葉:7,895/5,737:137.6%
8=福岡:6,667/4,857:137.3%
9=静岡:6,142/4,484:137.0%
10=北海道:4,506/3,519:128.0%
11=茨城:4,116/3,395:121.2%
12=京都:3,684/2,831:130.1%
13=広島:3,358/2,504:134.1%
14=岐阜:3,314/2,442:135.7%
15=群馬:3,181/2,268:140.3%
16=三重:2,894/2,092:138.3%
17=長野:2,644/1,905:138.8%
18=栃木:2,634/1,948:135.2%
19=岡山:2,528/1,895:133.4%
20=宮城:2,527/2,066:122.3%
外国メーカー製乗用車の販売ランキングは、東京が2万2430台でトップ。シェアは16.5%を占めた。輸入車全体の東京シェアは14.4%だから、東京は純輸入車の販売比率が高い状況がわかる。トップ10内で、純輸入車全体の伸び率(前年同期比19.8%増)に届かなかったのは、東京と福岡、北海道である。
メーカー(ブランド)別の上半期販売台数は、トップがメルセデス・ベンツ2万7573台(前年同期比20.3%増、シェア14,8%)、2位は日産2万6142台(同452.3%増、14.0%)、3位BMW1万9074台(同20.6%増、10.2%)だった。
■2021年1~6月輸入乗用車(外国メーカー車)都道府県別販売台数ランキング
順位=都道府県名:2021年1〜6月販売台数/前年同期販売台数/前年同期比
1=東京:22,430/19,024:117.9%
2=神奈川:12,362/10,232:120.8%
3=愛知:12,219/10,180:120.0%
4=大阪:10,288/8,210:125.3%
5=兵庫:7,098/5,692:124.7%
6=埼玉:6,584/5,260:125.2%
7=千葉:6,232/5,034:123.8%
8=福岡:5,002/4,266:117.3%
9=静岡:4,613/3,797:121.5%
10=北海道:3,508/2,994:117.2%
11=茨城:3,053/2,940:103.8%
12=京都:3,045/2,616:116.4%
13=広島:2,693/2,229:120.8%
14=岐阜:2,553/2,139:119.4%
15=群馬:2,234/1,896:117.8%
16=三重:2,128/1,764:120.6%
17=宮城:1,920/1,730:111.0%
18=長野:1,913/1,578:121.2%
19=岡山:1,896/1,599:118.6%
20=栃木:1,857/1,542:120.4%