9月のKカー販売は、ホンダN-BOXがトップをキープ。唯一1万台の大台を突破した。
注目は前月比約105%増と、2倍のセールスを達成した日産ルークス。1万台に迫る勢いを見せ、来月の販売実績でN-BOXを追い越せるか要注目。
なお、7位の三菱eKシリーズは前月比約108%増、8位日産デイズは約79%増と設立10周年を迎えたNMKV製モデルが好調だ。
日産は販売好調について「生産が本来の状態に戻りつつあり、受注に生産が追いついてきた」と説明。新型コロナウイルスや半導体不足などの影響で滞っていた生産が回復し、販売に結びついたという状況だ。
一方、軽自動車販売でトップを独走するホンダN-BOXは9月販売が、8月を超えられなかった。これは「部品不足などの影響」だとホンダは説明する。N-BOXを生産する鈴鹿工場はとくに大きな影響を受けているという。それでもKカー販売の首位を譲らないN-BOXの人気と販売力は、驚異的といえる。
■2021年9月 軽自動車販売 1〜20位
順位=車名:販売台数/前月台数
*ジムニー、ハスラー、タフトなど一部車種は「SUV販売ランキング」で扱っています
1=N–BOX:11,805/13,229
2=ルークス:9,708/4,739
3=ワゴンR:7,573/5,235
4=スペーシア:7,064/9,300
5=タント:5,298/8,214
6=アルト:4,788/3,417
7=eKシリーズ:4,721/2,262
8=デイズ:4,653/2,594
9=N–WGN:4,453/3,391
10=ミラ:3,896/4,514
11=ムーヴ:3,879/6,897
12=ピクシス:824/1,758
13=Nワン:740/1,077
14=フレアワゴン:714/998
15=エブリイ・ワゴン:571/1302
15=ウェイク:571/1184
17=キャスト:522/1279
18=S660:440/300
19=NV100クリッパー・リオ:356/274
20=フレア:354/229
■2021年9月 軽自動車販売 21〜30位
順位=車名:販売台数/前月台数
21=アトレーワゴン:322/312
22=コペン(ダイハツ分):214/249
23=キャロル:211/210
24=プレオ:200/247
25=ステラ:106/164
26=シフォン:89/190
27=C+pod:77/91
28=コペン(トヨタ分):75/87
29=スクラム・ワゴン:65/105
30=タウンボックス:16/51
合計=74,305/73,899
●全国軽自動車協会連合会の資料やメーカー発表値をもとに作成