先月は同1.0%増加とほぼ横ばいであった海外ブランドの輸入車登録台数が2月は19038台となり、前年同月比で8.9%の増加となった。一方、日本メーカーが海外で生産した乗用車輸入は先月同様減少傾向がすすんでいる。(同、56.0%)
首位は、変わらずメルセデス・ベンツブランドが3672台を登録。(前年同月比106%)2位には先月アウディ、フォルクスワーゲンの後塵を拝したBMWが3075台(同130%)を登録し返り咲いた。
前年を大きく上回る販売となったのはトップ10では3位アウディ(同123%)、5位ボルボ(同140%)。各社、生産問題による納車の長期化が問題となっているが、メーカーによっては、コロナの沈静化で復調の兆しが見え始めているそう。インポーターサイドがかなり絞り込んだ生産オーダーをかけているのもあり、オプションやグレードのマッチング次第では多少早めの納車も期待できるかもしれない。