2月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は23万6704台で、前年同月比128.1%となり、2カ月連続で前年実績を上回った。特に普通乗用車は先月に引き続き好調で、前年同月比143.6%、2カ月連続で前年割れしていた小型乗用車も同106.3%と前年超えとなった。
SUV、軽自動車を除いた登録車、2月の首位はトヨタ・シエンタ。昨年の12月に日産ノートからトップの座を奪って以来、安定して1万台レベルの登録を継続している。2位には10709台を登録し、1000台差まで迫ってきた日産ノート。生産状況に左右されるのはもちろんだが、生産能力を含め、決算期3月度のこの2モデルのトップ争いに注目だ。
8000台以上の登録でトヨタ・ヴォクシー/ノアの2モデルが並んでTOP5に入ってきた。プリウスも7681台(前年同月比231%)と7位にランクインしている。トヨタの生産が徐々に安定してきたようだ。2月度はレクサスを含めたトヨタ全体の乗用車販売は前年比156%で、好調ぶりが目立った。
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ヤリスクロス、カローラクロスはSUVとして別カウント。合算すると、ヤリスは15510台、カローラは14680台。)