ルーミーが唯一の1万台オーバー。GR86はクラウンを超えるか（2022年1月）

　2022年1月の国産車販売（商用車・SUV・軽自動車を除く）は、トヨタ・ルーミーが唯一の1万台突破し、3カ月連続で首位に立った。トップ20内で注目は、トヨタのスポーツカーGR86。セダンで最も売れているトヨタ・クラウンに52台差に迫っている。GR86が、クラウンの販売台数を追い越す可能性が見えてきた。それとも、クラウン販売台数を伸ばして、トップ20内を堅持するとともにGR86以上のポジションを守るのか。注目だ。

■2022年1月　国産車販売　1〜20位（商用車・SUV・軽自動車を除く）
順位＝車名：販売台数／前月台数
（日本自動車販売協会連合会の資料とメーカー発表資料をもとに作成）

1＝ルーミー：10,712／9,864
2＝アクア：9,857／9,001
3＝ノート：8,424／7,740
4＝ヤリス（ヴィッツとヤリスクロスを除く）：7,010／7,080
5＝カローラ：5,090／5,440
6＝フリード：4,838／5,331
7＝セレナ：4,713／3,014
8＝アルファード：4,641／5,369
9＝フィット：4,250／4,465
10＝ソリオ：3,670／2,458
11＝シエンタ：3,455／3,454
12＝プリウス：2,892／2,934
13＝ステップワゴン：2,800／3,239
14＝パッソ：2,332／2,449
15＝スイフト：2,234／2,065
16＝マツダ２：1,782／2,250
17＝ヴォクシー：1,774／6,024
18＝ノア：1,650／3,627
19＝クラウン：1,606／1,263
20＝ＧＲ86：1,554／1,147

　21〜40位を見ると、マツダ・ロードスターと三菱デリカが前月比で大きく伸びた。
　ロードスターは2021年12月半ばに一部改良を実施して、シリーズ全車にKPC（キネマティック・ポスチャー・コントロール）を採用し、ライトウェイトにこだわった特別仕様車990Sを設定している。
　デリカＤ：５は12月下旬に新色（ホワイトダイヤモンドとブラックダイヤモンドの2色）を採用したほか、アウトドアレジャーに適した装備を施した特別仕様車ジャスパーの継続販売を発表。

■2022年1月　国産車販売　1〜20位（商用車・SUV・軽自動車を除く）
順位＝車名：販売台数／前月台数

21＝オデッセイ：1,382／1,686
22＝リーフ：1,273／925
23＝マツダ３：1,188／1,624
24＝ロードスター：1,122／46
25＝デリカD：5：1,061／541
26＝トール：999／1,488
27＝シャトル：963／940
28＝シビック：879／915
29＝カムリ：742／868
30＝レクサスＥＳ：654／386
31＝マーチ（タイ生産車）：624／451
32＝ハイエース：594／635
33＝ＢＲＺ：515／470
34＝ジャパンタクシー：390／488
35＝エルグランド：335／229
36＝インプレッサ（ＸＶを除く）：318／441
37＝レクサスＩＳ：303／380
38＝ミラージュ（タイ生産車）：302／245
39＝デリカD：２：298／129
40＝スカイライン：288／225

■2022年1月　国産車販売　1〜20位（商用車・SUV・軽自動車を除く）
順位＝車名：販売台数／前月台数

41＝ヴェルファイア：210／282
42＝ブーン：209／272
43＝インサイト：181／171
44＝ミライ：155／156
45＝ジャスティ：135／165
46＝マツダ６：132／168
47＝エスクァイア：131／999
48＝レクサスＬＳ：118／134
49＝ＮＶ200バネット：113／83
50＝レクサスＬＣ：83／50
51＝ランディ：68／45
52＝ＮＶ200バネット：66／87
53＝キャラバン：64／70
54＝スープラ：60／60
55＝ＧＴ-Ｒ：54／22
56＝レヴォーグ：52／587
57＝グランエース：45／37
58＝ホンダｅ：37／29
59＝フーガ：36／38
60＝レクサスＲＣ：28／41

■2022年1月　国産車販売　1〜20位（商用車・SUV・軽自動車を除く）
順位＝車名：販売台数／前月台数

61＝フェアレディＺ：17／51
62＝ｉ-ＭｉＥＶ：10／0
63＝レジェンド：9／22
63＝センチュリー：9／9
65＝シーマ：8／5
66＝プレミオ：4／19
66＝グレイス：4／13
66＝アルティス：4／1
69＝シルフィ：2／4
70＝クラリティ：1／1
70＝ポルテ：1／1
72＝アリオン：0／0
その他＝8／6
合計＝101,568／104,954