2021年、欧州で最も売れたトヨタ車は何か？

　トヨタが1月中旬に発表した2021年の販売データを見ると、トヨタ／レクサス両ブランドを合わせて、107万6300台をセールス。トヨタ100万3859台、レクサス7万2441台だった。さて、この中で、いちばん売れているモデルは何か？

　正解は、カローラ・シリーズ。20万8028台。ヤリス・シリーズ（ヤリスクロスを含む）が20万2126台で続いた。米国でのベストセラー・トヨタ車、RAV4は16万1266台で3位。米国で最も売れているセダン、カムリは5万246台だった。

　カローラの内訳を見ると、カローラ・ハッチバック（日本名はスポーツ）とツーリングスポーツ（同ツーリング）が合計12万7882台、セダンが8万146台だった。ハッチバックとツーリングのハイブリッド（HV）比率は96.1％、セダンのHV比率は54.8％。

　ヤリスは、ハッチバックが17万9383台、HV比率は80.0％。ヤリスクロスは2万2743台、HV比率は95.3％だった。

　RAV4はハイブリッドが8万7020台（HV比率は54.0％）、プラグインハイブリッドが2万3052台（PHEV比率14.3％）。2台を合わせた電動車比率は68.3％になる。
　カムリ・ハイブリッドは1万121台で、HV比率は20.1％。

　レクサス・ブランドの最多販売モデルはUX。2万1144台が売れ、そのうちの1万7261台がHV（81.6％）、2987台がEV（14.1％）だった。
　2位はNXの1万9493台、HV比率は73.1％。3位はRX、1万8346台（HV比率31.2％）だった。

　UX、NX、RX、GX、LXと、レクサスSUVを合計すると6万3007台。SUV比率は87.0％になる。