ブリヂストンは、eモータースポーツの体験型プログラム「Bridgestone eMotorsport Institute」を、東京都港区西麻布のブリヂストングローバル研修センターで7月より開講すると発表した。
「Bridgestone eMotorsport Institute」は、クルマやモータースポーツファンに向けて、ドライビングシミュレーターを使いプロドライバーから直接指導を受けながら気軽にモータースポーツのドライビング技術の向上を目指すことができる体験型プログラムだ。
そのため、一般的なリアルのモータースポーツのように自らが保有するクルマで遠方にあるサーキットに赴く必要は無く、クルマを持っていなくてもインドアで安心・安全にモータースポーツを楽しむことができる。
本プログラムでは、ドライビングシミュレーターで参加者のスキルチェックを行った後、若手を中心としたブリヂストンの契約ドライバーやプロのシミュレータードライバーが講師として参加者に直接指導やアドバイスを行う。参加者はスキルチェックの結果をもとにエントリーレベルから上級者レベルまでの自身に合った指導を受けることができ、効果的にドライビングスキルの向上を目指すことが可能だ。
さらに今後は、モータースポーツのコアなファンに加え、女性やシニア、子どもたち、またプロドライバーを目指す人など、より多くの人に参加いただけるよう活動を拡大していく予定だとしている。
また、リアルで初めてサーキットを走る初心者の方に向けた参加型走行イベント「POTENZA Circuit Challenge(以下、PCC)」と組み合わせ、まずは「Bridgestone eMotorsport Institute」でクルマやモータースポーツの楽しさを身近に感じてもらい、その後PCCで実際のサーキット走行にも挑戦できる環境を作ることで、モータースポーツの魅力を広く伝えモータースポーツファンの裾野をより広げていきたいとしている。
■講師(予定)
武藤壮汰選手は、16歳よりeモータースポーツを始め、iRacing レーティング日本最上位記録を持つ。アジア人で唯一「Williams Esports」に所属し、eモータースポーツのプロシリーズ『SUZUKA E-SPORTS CHALLENGE RACE(SeCR)』の初代シリーズチャンピオンとなる。昨年よりスーパー耐久 ST5クラスにも参戦。
小山美姫選手は、神奈川県出身のプロドライバー。5歳でカートを始め、13歳で海外のレースに参加。2015年以降FIA-F4選手権、FIA F3アジア選手権、女性による国際シリーズ「フォーミュラ選手権Wシリーズ」など数々のレースに参戦。2022年TGRドライバー・チャレンジ・プログラムの一員として、フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップに参戦し、チャンピオンを獲得。