GMが、新世代車載デジタルプラットフォームを発表した。次世代のモデルや電気自動車、アクティブセーフティ、インフォテインメント、コネクティビティ機能の導入などの基盤となる。
▲1時間当たり最大4.5テラバイトのデータ処理能力を持つ
この新世代車載デジタルプラットフォームは、GMが開発した半自動運転システム「スーパークルーズ」の運転支援機能の進化などの実現に対しても基盤となる。
2019年4月に北米で発表した2020年型セダン「キャデラックCT5」向けに、今年末から生産を開始し、2023年までにはGMのラインアップの大部分に採用される予定だ。
今後5〜10年の間に自動車産業と自動車が進化するにつれ、電気推進システムや運転支援機能「スーパークルーズ」や、先進のアクティブセーフティ機能などがすべて連携して作動するためには、より広い電気帯域幅と高い接続性が必要になる。新しいデジタルプラットフォームでは、GMの現行の電気アーキテクチャと比べて5倍となる1時間当たり最大4.5テラバイトのデータ処理能力を備える。