5月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は17万9804台で、前年同月比+31.8%と5ヶ月連続の増加だった。普通乗用車は変わらず好調で、11万9047台の前年比47.4%増。3月に前年割れだった小型乗用車も復調し、6万757台、+9.2%と2カ月連続の増加に。
5月のSUV、軽自動車を除いた販売登録台数ランキングにおいて、ついにトヨタ・プリウスが首位に立った。前年同月比で476%と前年(1939台)の5倍近い9233台を登録した。先月、日産ノートをかわしてTOPとなったトヨタ・シエンタは124台差の僅差で2位。しかし、こちらも前年比214%と好調だ。一方、3月首位だった日産ノートがTOP10圏外の11位に後退している。
3位にはトヨタ・ノアが先月の5位からランクアップ、前年比260%の7077台を登録した。4位には6913台とほぼ同数登録でトヨタ・ヴォクシーが続いた。まだ納期問題を抱えているものの、昨年はこの時期、両車2000台から2500台程度しか登録できていなかったことから、生産状況がかなり改善されてきたことがうかがえる。
また、5位には日産セレナが先月の8位からランクアップ、前年比258%、6655台を登録した。ミニバンのライバルが3台続く様相、今後の販売動向に注目だ。
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ヤリスクロス、カローラクロスはSUVとして別カウント