7月登録車販売、トヨタ・シエンタ2カ月連続の首位!ヤリスが2位にランクアップ。(SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2023年7月)

 7月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は22万1656台で、前年同月比+18.7%と7ヶ月連続の増加だった。普通乗用車は、15万724台の同+29.8%と7カ月連続の増加と好調を維持。小型乗用車も7万932台、+0.4%と4カ月連続の増加となった。

 7月のSUV、軽自動車を除いた販売登録台数ランキングにおいて、車名別ではトヨタ・シエンタが2カ月連続でトップに立った。登録台数は12489台、前年の5倍以上の登録で好調を継続している。プリウスに代わってランクを3つ上げて2位を確保したのはトヨタ・ヤリス。10190台と1万台超え。(昨年は9770台で当セグメントの首位だった)SUVセグメントのヤリスクロスを加えると1万8730台となり、シリーズでは総販売台数で首位のN-BOX(17919台)を上回る販売実績となる。

優れたパッケージングと商品力で首位争い常連のトヨタ・シエンタ。コミュニケーション戦略も秀逸だ

▲トヨタ・ヤリス・ハイブリッドZ(2WD) 価格:235万円 全長3940×全幅1695×全高1500mm ホイールベース2550mm 車重1090kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費35.4km/リットル

昨年の7月は日産ノートと首位争いをしていたトヨタ・ヤリス。今年はプリウス、ノア/ヴォクを交えてトップグループを形成

 

 TOP20にはランクインしないものの、スポーツカーもこのセグメントに存在する。7月の登録台数を一部車種紹介したい。
 スズキ・スイフトスポーツ1142台(スイフト全体2353台の内数)。ホンダ シビックTypeR350台(シビック全体982台の内数)。GR86・854台。マツダ・ロードスター・537台。SUBARU BRZ・418台。SUBARU WRX・166台。トヨタ・スープラ・160台。日産GT-R・137台、フェアレディZ・115台。
(一部、台数は本誌調べ)

トヨタ・スープラRZ。現行5thモデルはBMWとの共同開発車。走りの味付けは純トヨタ。MT車のパワーウェイトレシオは4.21kg/ps、トルクウェイトレシオは3.26kg/Nm

7月、トヨタ・スープラは160台登録。前年同月は70台だった。輸入車のため台数は本誌調べ

 

■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ヤリスクロス、カローラクロスはSUVとして別カウント)

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