KINTO FACTORY、独自のメーターデザインをソフトアップグレードで追加。トヨタ初、第一弾は新型アルファード・ヴェルファイア

 トヨタとKINTOは、サブスクリプションサービスで乗っているクルマを進化させる「KINTO FACTORY」のラインアップに、ユーザーにクルマを納車した時点では設定していなかった独自のメーターデザインを追加するソフトウェアアップグレードを、2023年9月27日より提供を開始した。価格は9,900円(税込、部品代・取付費・保証 含む)

アルファード・ヴェルファイアのメータークラスタ内のメーターデザイン

▲KINTO FACTORY、独自のメーターデザインをソフトアップグレードで追加

 これまでもトヨタは、KINTO FACTORYを通じて、サブスクリプションサービスを利用して購入した車に向けて、新車購入時に未装着だった装備の後付けなどを提供してきたが、ソフトウェアアップグレードによるメーターデザインの追加はトヨタ初のサービスで、第一弾として、新型アルファード・ヴェルファイアから開始された。今後、他の車種でも展開していく予定だ。

新型アルファード・ヴェルファイア

▲新型アルファード・ヴェルファイア

 新しく追加されたメーターデザインは、新型アルファード/ヴェルファイアに採用された12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイのデフォルト4デザイン「Casual」「Smart」「Tough」「Sporty」に加え、トヨタアップグレードセレクション限定のギアのギミック感やレトロ感を楽しむことができる「Classic Gear(クラシックギア)」、シンプルな高級感を徹底的に追求した「Metallic(メタリック)」の2デザインを追加し、運転シーンに合わせたデザインの切り替えにより特別な室内空間を演出する。

新型アルファード・ヴェルファイアの既定のメーターデザイン4種類

▲新型アルファード・ヴェルファイアの既定のメーターデザイン4種類

新型アルファード・ヴェルファイアに追加できる独自のメーターデザイン2種類

▲新型アルファード・ヴェルファイアに追加できる独自のメーターデザイン2種類

 本カスタマイズは、KINTO FACTORYのWEBサイトから申込むことで、トヨタアップグレードセレクションを取り扱うトヨタ販売店で施工ができる仕組みとなっている。ソフトウェアアップデートにより短時間施工かつ、低価格での提供を実現した。本サービスは、車両のご利用方法(購入・サブスクなど)に関わらず提供可能だ。

メーターデザインアップグレードサービス概要

▲メーターデザインアップグレードサービス概要

 さらに、この機会に合わせて、「KINTO FACTORY」のアイテムがより拡充された。カスタマーの要望に応えるべく、先代ハリアー(60系)向けに、人気を集めている本革ステアリングへの交換を、先代プリウス(50系)にはブラインドスポットモニターの後付けを新たに設定した。

また、今回のアップグレードの対象である新型アルファード・ヴェルファイアは、KINTOのサブスクリプションサービスにて、引き続き申込みを受け付けている。

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