SUBARU 「クロストレック」、「インプレッサ」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2023年度グッドデザイン賞を受賞した。
グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動だ。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されている。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれている。
今回グッドデザイン賞を受賞したSUBARU「クロストレック」は、コンパクトなボディ、本格的なSUV性能、ラギッドかつスポーティなデザインを組み合わせることにより、都会からアウトドアシーンまで幅広く活用出来る多用途性を実現したクロスオーバーSUVだ。
■審査委員コメント
ダイナミックなボディシェイプとブランドを象徴するアイデンティカルなフロントグリルが特徴的。エクステリアはラギットな雰囲気と都会的な印象が見事に調和し、アウトドアでのアーバンの両方での走行環境で映えるデザインに仕上がっている。インテリアは実用的なレイアウトに機能的に質感の高いCMFが施され、アウトドア志向のユーザー目線で丁寧にデザインされている。独自技術を駆使して安全性能を追求し続ける姿勢を高く評価した。
同じく今回グッドデザイン賞を受賞したSUBARU「インプレッサ」は、スポーティかつカジュアルなデザイン、愉しくなる優れた運動性能、安心できる先進安全装備、とことん使えるユーティリティを兼ね備えたSUBARUラインナップのスタンダードモデルだ。
■審査委員コメント
ダイナミックなボフォルムでありながら、ボンネットの外側を盛り上げることで車両のサイズを掴みやすくし、ミラーやサイドウィンドーの形状を工夫して側方や後方の視界を確保するなど、使いやすさへの配慮に感心した。モデルチェンジに際して全長を変えなかったことも好感が持てる。インテリアではインパネ中央の大型タッチスクリーンの見やすさと使いやすさが特筆できるが、メーターなどそれ以外のインターフェイスもあるべき場所にわかりやすく配置しており、定評の運転支援システム「アイサイト」ともども、高次元の安全思想が伝わってくる。