新車販売ランキング、新型ホンダN-BOXが首位!登録車首位はトヨタ・ルーミー。(23年10月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )

 10月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は21万4683台で、前年同月比+15.3%、10ヶ月連続の増。セグメント別に見ると、普通乗用車は、14万2149台の同+30.7%で10カ月連続の増。小型乗用車は7万2534台、-6.4%で7カ月ぶりの減少となった。Kカー(乗用車)は同+9.3%と3カ月連続の増加だった。先月も約20%プラス、10月は30%プラスの前年超え実績となった普通乗用車セグメントの好調ぶりが目立つ。特に、トヨタ(同137%)レクサス(240%)ホンダ(201%)の3ブランドの伸長が目立っている。

 首位は10月6日、ニューモデル発売のホンダN-BOX。納期待ちの既存モデルと新型の新旧交えた販売台数は約2万3千台、前年同月比140%と首位をがっちりキープした。新旧モデルの割合は発表されてはいないが、新型の割合もかなり高いそうだ。現時点、オフィシャルサイトでの工場出荷目処は2カ月程度で、一部モデルは1カ月で対応可能とのこと。モデルやカラーの絞り込みで効率の良いローンチが果たせているようだ。

キープコンセプトが奏功、モデル末期でも人気が落ちなかったホンダN-BOX。スムーズな世代交代は成功しているようだ。

登録モデルのトップはトヨタ・ルーミー。トヨタ・シエンタを逆転し、先月から2ランクアップして全体ランキング3位に上昇した。また、SUVセグメントのトップはトヨタ・ヤリスクロス、スズキ・ハスラーを同じく逆転。(ヤリスシリーズ全体では15,930台の登録となり全体の2位に浮上する)

ルーミーが登録車首位に。前年同月比135%と先月に引き続き好調。

ホンダ・ヴェゼルe:HEV・Z(FF) 価格:289万3500円。第2世代の現行型はホンダの主力モデルらしく高い完成度が印象的。プラットフォームは旧型の大幅改良版。駆動方式はFFと4WD。4WDはプロペラシャフトで後輪を駆動するフルタイム式を採用する

前月から13ランクアップ、7085台登録のホンダ・ヴェゼル。

TOP20圏外ではあるが、ホンダZR-Vは先月から11ランクアップの32位へ。3652台の販売。

▲トヨタ・クラウン・スポーツZ 価格:590万円 全長4720×全幅1880×全高1565mm ホイールベース2770mm 車重1810kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費21.3km/リットル 写真のボディカラーはエモーショナルレッドⅢ

クラウン・スポーツも10月から登録が開始されている。販売台数は470台。今後、クラウン・クロスオーバー(10月は2,510台の登録)どんな販売比率となっていくのか興味深い。

 

 ブランド別の新車販売台数では、SUVを中心とした好調な普通乗用車マーケットもあって、レクサス(前年同月比240%)、ホンダ(同201%)の好調ぶりがうかがえる。トータルのセグメント合計では、好調のKカー、デリカ・ミニが上乗せとなった三菱が前年比158.8%と好調だった。

レクサスLBXクール(FF)/価格:THS 460万円。LBXは「小さな高級車」への挑戦。作り込みは入念でボディパネルは豊かなボリューム感が特徴。パワートレーンは1.5リッターHEV

新登場、レクサスLBXのパワートレーンは1.5リッターHEV。好調レクサスのさらなるブーストとなりそう。価格は460万円。

 

 

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