10月、11月と前年割れとなっていた外国メーカーの輸入乗用車市場。12月は26,857台の登録で、前年同月比+1.8%と2ヶ月ぶりの増加となった。首位は変わらずメルセデス・ベンツだが、前月に引き続き約20%のダウン。
メルセデスは23年の1-12月通年でトップを守り続けた。今年度の販売台数は51,238台(前年比97.8%)で、2位のBMWの34,501台(同111.7%)、3位のVW31,815台(同98.7%)に大きく差をつけている。
国内ブランドでは、12月から輸入・登録が本格化した中国・広州生産のホンダ・オデッセイが1,800台近い登録となり、ホンダが先月から大幅なランクアップを遂げている。3月末にはインド生産のWR-Vの販売も開始され、24年度の輸入車ランキングでは上位安定が間違いないだろう。
23年度通年での車種別ランキングは、1位BMWミニ、2位VWゴルフ、3位M・ベンツCクラス、4位VW・Tロック、5位VW・Tクロスとなった。BMWミニは、VWゴルフから首位を奪って以来、8年連続で首位を継続している。年間では1万7796台のセールスだ。