2024年1月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は19万3162台で、前年同月比-4.5%、13ヶ月ぶりの減少。1年間続いていた前年超え実績がストップとなった。セグメント別に見ると、普通乗用車は、13万5966台の同+15.3%で13カ月連続の増。小型乗用車は5万7196台の同-21.8%と4カ月連続のマイナス。Kカー(乗用車)は同‐21.5%、2カ月連続の前年割れ。小型乗用車・軽乗用車セグメント双方で2割減と大幅な減少に転じた。
12月20日以降、出荷停止となっているダイハツの影響が1月になって表れてきた。ダイハツからOEM供給され、小型車の売れ筋となっているトヨタ・ルーミー、ライズがそれぞれ5~6割減となり、トヨタの小型乗用車合計で前年同月比35%減となった。さらに、ダイハツの軽乗用車は同64%減という状況だ。
1月のランキングでは首位はホンダN-BOXが首位を維持。2位を堅守していたタントは前年比34%で23位に、代わってスズキ・スペーシアが2位に浮上した。
ホンダのSUVが好調だ。SUVメインとなる普通車合計台数は、前年同月比244.5%を達成。ヴェゼルは前年比256%、7458台を登録、登録車のSUV首位となっている。
ブランド別の新車販売台数では、。ホンダの好調ぶりが目立つ1月実績となった。他には日産、スズキ、三菱が前年超えとなった。軽(デリカ・ミニ)が好調な三菱が軽セグメントで前年比1.7倍以上セールスとなっている。ダイハツの軽セグメントは前年同月比で33.8%だ。