先月、2ヶ月ぶりの前年同月比で増加となった外国メーカーの輸入乗用車市場、再び前年割れに。1月は13,643台台の登録で、前年同月比-11.8%の減少に転じた。一方で、国内ブランドの輸入乗用車は、同+21.1%と増加している。
輸入車登録台数首位はメルセデス・ベンツ。3,349台のセールスだが、前年同月比で90.6%。対前年比で88.2%となった。海外ブランド輸入車市場で前年超えしている主要ブランドは、BMW・MINI(107.6%)、ポルシェ(151.2%)、ランドローバー(123.7%)の3ブランドだけだ。先月3位だったフォルクスワーゲン(VW)は、1,720台を登録し、今月は2位に。3位のBMWとともにほぼ前年同月並みの販売台数を維持しているが、4位のアウディは同58.0%と減少している。
国内ブランドの輸入乗用車は、タイから輸入している日産キックス(1,314台)に加え、中国生産のホンダ・オデッセイ(1,018台)の本格的な輸入・販売により対前年比121.1%と上昇傾向。ホンダWR-V(インド生産)の販売も3月22日から販売が開始予定なので、さらなる上乗せとなっていくだろう。