1月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は19万3162台で、前年同月比ー4.5%、13カ月ぶりの減少。1年間継続してきた前年超え実績がストップした。セグメント別に見ると、普通乗用車は、13万5966台の同+5.3%で13カ月連続の増。小型乗用車は5万7196台、ー21.8%と大きく減少した。小型車の前年比減少は4カ月連続。
1月のSUV、軽乗用を除く乗用車セールス首位はトヨタ・シエンタ。前年同月比89%ながら1万台近い登録。首位争いの常連トヨタ・ルーミーはダイハツのOEM、12月20日からの出荷停止によって今回は大幅にランクダウンしている。代わって2位にランクアップしたのはトヨタ・プリウス。昨年同月の2.5倍以上の登録実績となった。
また、3位には日産ノートが先月の8位からランクアップ。昨年12月初旬にマイナーチェンジを実施しており、今後安定したセールスが期待される。
ここ数ヶ月、ミニバン市場でトヨタ勢を抑え、トップセールスとなっていた日産セレナだが、1月はトヨタのアルファードがその座を奪った。先月の11位から6777台を登録し、全体の5位にランクアップ。6位のセレナ、9位のトヨタ・ノア(12位ヴォクシー)、の10位のホンダ・ステップワゴンとの販売動向にも注目したい。
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ヤリスクロス、カローラクロスはSUVとして別カウント)