1月乗用車販売ランキング、トヨタ・シエンタとプリウスが1、2位!(SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2024年1月)

 
 1月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は19万3162台で、前年同月比ー4.5%、13カ月ぶりの減少。1年間継続してきた前年超え実績がストップした。セグメント別に見ると、普通乗用車は、13万5966台の同+5.3%で13カ月連続の増。小型乗用車は5万7196台、ー21.8%と大きく減少した。小型車の前年比減少は4カ月連続。

トヨタ・シエンタ・ハイブリッドZ(FF/7名乗り) 価格:THS 291万円

首位トヨタ・シエンタ。コンパクトな5ナンバーサイズでも優れたパッケージ/デザインで人気

 

1月のSUV、軽乗用を除く乗用車セールス首位はトヨタ・シエンタ。前年同月比89%ながら1万台近い登録。首位争いの常連トヨタ・ルーミーはダイハツのOEM、12月20日からの出荷停止によって今回は大幅にランクダウンしている。代わって2位にランクアップしたのはトヨタ・プリウス。昨年同月の2.5倍以上の登録実績となった。

トヨタ・プリウスZ(2リッター/FF)。5代目となる新型は1.8リッター/2リッター・HVと2リッター・PHEVでラインアップを構成。1.8リッターはKINTO専用モデル。駆動方式はFFと後輪をモーターで駆動するE-Four

トヨタ・プリウスは1.8リッター/2リッター・HVと2リッター・PHEVでラインアップを構成。1.8リッターはKINTO専用モデル。駆動方式はFFと後輪をモーターで駆動するE-Four

トヨタ・ルーミーは昨年同月比42%の販売となり、2位から16位にランクダウン

 

 また、3位には日産ノートが先月の8位からランクアップ。昨年12月初旬にマイナーチェンジを実施しており、今後安定したセールスが期待される。
 ここ数ヶ月、ミニバン市場でトヨタ勢を抑え、トップセールスとなっていた日産セレナだが、1月はトヨタのアルファードがその座を奪った。先月の11位から6777台を登録し、全体の5位にランクアップ。6位のセレナ、9位のトヨタ・ノア(12位ヴォクシー)、の10位のホンダ・ステップワゴンとの販売動向にも注目したい。

▲日産ノートX“90th Anniversary” 価格:240万9000円 ベース車はHR12DE型1198cc直列3気筒DOHCエンジン(82ps/10.5kg・m)+EM47型フロントモーター(85kW/280Nm)+リチウムイオン電池を搭載するXグレード。写真のボディカラーはピュアホワイトパール(3P)

昨年末のマイナーチェンジで好調、日産ノート。 画像は特別仕様車、ノートX “90th Anniversary”

540万円~872万円の高価格帯ながら、5位にランクインしたトヨタ・アルファード。6777台セールスは前年同月比132%の実績

 

 

 

■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ヤリスクロス、カローラクロスはSUVとして別カウント)

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