販売台数が最も多い、決算期3月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は26万8843台で、前年同月比-18.6%、3カ月連続の減少。先月の減少幅-14.4%を上回るマイナスに。セグメント別に見ると、普通乗用車が、19万7895台の同-8.5%で2カ月連続の減少、小型乗用車は7万948台、-37.7%と1月以降大幅な減少が続いている。小型車の前年比減は6カ月連続。
3月の乗用車(SUV・軽自動車除く)のセールストップは日産ノート(前年比79%)、2カ月連続の首位だ。2位以降は、プリウス(同115%)、カローラ(同94%)と続く。上位3モデルは1万台超えのセールスだ。ちなみに、昨年のこのランキングでは8モデルが1万台超えしていた。
長くトップを継続していたトヨタ・シエンタ前年同月比63%となって6位に後退。代わってホンダ・フリード(同78%)が4位へランクアップしている。
ミニバンの首位は先月からワンランクアップの5位となった日産セレナ。9490台は前年同月比177%だ。7位には同じくワンランクアップのホンダ・ステップワゴン。トヨタのノア/ヴォクシーを今月も抑えた。8497台の登録は同比278%、4位のフリードとともにホンダは好調だ。
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ヤリスクロス、カローラクロスはSUVとして別カウント)