SUVやミニバンが中心となるマーケット、普通乗用車(3ナンバー)市場は4月も4カ月連続で前年実績割れとなった。しかしながら、その減少幅は前年同月比マイナス0.1%とほぼ前年並みと回復傾向。5月以降はどうなるか?
販売台数は12万6937台(前年同月比-0.1%)。乗用車(登録車)全体では18万1633台(同-5.9%)と4カ月連続の減少だが、こちらも減少幅が回復傾向だ。
4月、SUVセグメントセールスも前年同月比で‐5.4%と前年割れしたが、先月(同-20.6%)より改善傾向。(軽自動車、国内ブランド輸入車含む・本誌調べ)
SUVランキングは、ホンダ・ヴェゼルがトヨタ・ヤリスクロス、先月首位のスズキ・ハスラー(軽自動車)を抑え、初の首位を獲得した。この3台の競争は熾烈、首位から3位まで僅か245台差だ。ヴェゼルは4月25日、ハスラーは5月24日にマイナーチェンジを実施。モデルチェンジ直前ながら好調なセールスを達成している。
TOP10圏内を見てみると、工場出荷が再開されたトヨタ・ライズが5位にランクアップ、インドからの輸入車であるWR-Vが12位と4つランクを上げている。
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※SUVモデルはヤリス、カローラ、クラウンなどシリーズとは別ブランドとしてカウント)
(前回掲出した際にWR-V生産国誤りがありました。正しくはインドです。お詫びして訂正いたします)