5月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は17万6693台で、前年同月比-1.7%、減少幅は縮小傾向にあるものの5カ月連続の減少。セグメント別に見ると、普通乗用車が、12万1457台、同+2.0%で4カ月ぶりの増加、小型乗用車は5万5236台、同-9.1%で8カ月連続の減少。全体的に復調傾向へ。
SUV/軽カーを除いた乗用車ランキングは?
乗用車ランキング(SUV・軽自動車除く)はトヨタ・シエンタが2カ月連続で首位となった。2月、3月は日産ノートが首位、この2車が乗用車のトップを争う様相だ。6月13日にはノート・オーラがマイナーチェンジを実施しており、これからも2車のトップ争いは続くだろう。3位以降はカローラ、ヤリスが順当に続いている(SUVのクロス系は除く)。
ミニバン系では先月乗用車2位となったトヨタ・アルファードが日産セレナを抑えて再びセグメントトップの5位に。バックオーダーや、生産状況に拠るところもあるが、高価格帯のこのモデルが上位グループにいることが興味深い。
その他、ランキング圏内を見てみると、出荷再開となったトヨタ・ルーミーが先月から11ランクアップの8位に上昇。ホンダ・ステップワゴンも前年の2.8倍のセールスでトヨタのノア/ヴォクシーを抑え9位と好調だ。
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ヤリスクロス、カローラクロスはSUVとして別カウント)