アルファロメオ・トナーレにNFT技術を活用したデジタル認証機能を新採用

アルファロメオが新世代ミドルサイズSUVのトナーレに自動車業界として初めてNFT技術を活用したデジタル認証機能を導入。代替不可の車両の情報を生成し、ユーザーは「My Alfa Connect」アプリを使って車両の情報を入力することで、タイムスタンプ入りのNFT証明書が発行でき、新たな信頼源とクルマを選定する際の安心材料を確保

 Stellantisジャパンは2024年6月20日、アルファロメオの新世代ミドルサイズSUVのトナーレに自動車業界として初となるNFT技術(Non-Fungible Token/ノン-ファンジブル トークン)を活用したデジタル認証機能を導入すると発表した。

▲アルファロメオ・トナーレに自動車業界として初となるNFT技術(Non-Fungible Token/ノン-ファンジブル トークン)を活用したデジタル認証機能を導入

▲アルファロメオ・トナーレに自動車業界として初となるNFT技術(Non-Fungible Token/ノン-ファンジブル トークン)を活用したデジタル認証機能を導入

 

 本機能は、ブロックチェーンを基盤としたNFT技術を活用し、代替不可な車両の情報を生成。ユーザーはアルファロメオ オーナー向けのスマートフォンアプリ「My Alfa Connect」アプリを使って車両の情報を入力することで、タイムスタンプ入りのNFT証明書を発行することができる。NFT証明書に記載される内容は、日付/ブランド名/モデル名/車体番号(VINナンバー)/走行距離という5項目。「My Alfa Connect」をアップデートすることで、6月20日より使用可能としている。ちなみに、NFTは非代替性トークンで、ノン-ファンジブルはそれが唯一無二であり、他の何かと置き換えることができないことを意味。ブロックチェーン技術により、コピーや改ざんができないため、所有者はその唯一性を保持することが可能である。

▲本機能はブロックチェーンを基盤としたNFT技術を活用し、代替不可な車両の情報を生成。ユーザーは「My Alfa Connect」アプリを使って車両の情報を入力することで、タイムスタンプ入りのNFT証明書を発行することができる

▲本機能はブロックチェーンを基盤としたNFT技術を活用し、代替不可な車両の情報を生成。ユーザーは「My Alfa Connect」アプリを使って車両の情報を入力することで、タイムスタンプ入りのNFT証明書を発行することができる

 

 この新機能の導入によって、クルマの状態に関する修正不能な証明書を発行できるため、クルマの残存価値の向上が図られる。さらに、NFT証明書は中古車市場においてオーナーやディーラーにとって新たな信頼源となるため、安心してクルマを選定するツールの1つとなることが期待される。

▲本機能の導入によってクルマの残存価値の向上が図られ、また中古車市場において安心してクルマを選定するツールの1つとなることが期待される

▲本機能の導入によってクルマの残存価値の向上が図られ、また中古車市場において安心してクルマを選定するツールの1つとなることが期待される

 

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