乗用車ランキングはトヨタ・シエンタが3カ月連続首位。トヨタ・ルーミーが3位に上昇!(SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2024年6月)

 

 6月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は21万1131台で、前年同月比-6.9%で6カ月連続の減少。セグメント別に見ると、普通乗用車が、14万6393台、同-5.0%で2カ月ぶりの減少、小型乗用車は6万4738台、-10.9%と9カ月連続の減少となった。

トヨタ・シエンタHV・Z(FF)。シエンタは今年1〜3月に3万7131台を販売、毎月登録車販売の5位以内に入っている人気モデル。低床フロアを基本に大型スライドドアとリアゲートでユーティリティを追求。ボディサイズは使い勝手に優れた5ナンバー規格。スタイリングはチャーミング

使い勝手に優れた5ナンバー規格のボディサイズと優れたパッケージ&デザインで人気のトヨタ・シエンタ。前年比75%ながら9000台近いセールスでトップに。

 

新型ホンダ・フリードが発売で、来月以降のランキングに注目!?

 乗用車ランキング(SUV・軽自動車除く)はトヨタ・シエンタが3カ月連続で首位となった。2月、3月首位だった日産ノートはノート・オーラが6月13日にMC、今回のランキングに反映されないが、6月28日のホンダ・フリードのFMCで今後の上位争いは混沌化するだろう。6月ランキングでは3位にトヨタ・ルーミーが先月の8位から5ランクアップ。先月から出荷再開が本格化し、好調さが目立つ。

 ミニバン系ではノア/ヴォクシー、セレナを抑えて高価格車のトヨタ・アルファードが2カ月連続でセグメント首位だ。

 その他、ランキング圏内を見てみると、出荷再開となったトヨタ・ルーミーが先月から11ランクアップの8位に上昇。ホンダ・ステップワゴンも前年の2.8倍のセールスでトヨタのノア/ヴォクシーを抑え9位と好調だ。

▲ホンダ・フリードe:HEV AIR EX 6名乗り(FF) 価格:304万7000円 全長4310×全幅1695×全幅1755mm ホイールベース2740mm 車重1480kg WLTCモード燃費25.4km/リットル 写真のボディカラーはフィヨルドミスト・パール

6月28日発売のホンダ・フリード。新型モデル(写真)の月間販売計画台数は6,500台。積極的な宣伝活動もあって、7月以降のセールスに注目だ。

日産ノートX FOUR/価格:258万600円。ノートは「2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いた実力車。新型で目を引くのは、フロントマスクの一新。日産の新たな顔、「デジタルVモーション」を採用する

日産ノートは8236台をセールスし、先月に続いて2位に。ノート(写真)に加え、ワイドボディのノート・オーラもラインアップ。

アルファード・エグゼクティブラウンジ(4WD)/価格:THS 872万円。3代目もアルファードと兄弟車のヴェルファイアの2シリーズ。パーソナル志向のヴェルファイアに対しアルファードなフォーマル感覚を重視。新型はボディ骨格を徹底強化。車体剛性を従来比で60%アップ

7325台をセールス、全体でも5位にランキングされるトヨタ・アルファード。写真はエグゼクティブラウンジ(4WD)、価格は872万円。

先月から5ランクアップ、3位のトヨタ・ルーミー。8117台のセールスは前年同月比311%。

■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ヤリスクロス、カローラクロスはSUVとして別カウント)

 

 

 
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