7月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は22万9683台で、前年同月比+3.6%、7カ月ぶりの増加に転じた。
セグメント別では、普通乗用車は、15万5980台、同+3.5%で2カ月ぶりの増加。小型乗用車は7万3703台、+3.9%で10カ月ぶりの増加。軽乗用車は10万9020台、同+9.7%、8カ月ぶりの増加。すべてのセグメントで久々の前年超えの実績となっている。
軽自動車を含めた国内乗用車市場は7ヶ月ぶりの前年超え。6位までが1万台超えのセールスだ。TOP3はホンダN-BOX、スズキ・スペーシア、ダイハツ・タントと前月と同じ顔ぶれのKカーが占めた。登録車首位のトヨタ・シエンタは変わらないものの、ヤリスが4つランクを上げ5位に、再出荷開始後、好調のルーミーも前年の2倍以上のセールスだ。
SUVでは2カ月連続でカローラクロスが首位、7,790台の販売台数は前年1.5倍の実績だ。トヨタ・アルファードは前月の10位から2ランクアップの8位に。高価格帯の車種ながら8,000台超えの登録台数。SUVセグメントで3位にポジションするランドクルーザーシリーズにも注目。
ブランド別の新車販売台数(海外生産分含む)、軽乗用を含めた合計で、9ブランド中、前年実績を超えたのは6ブランドとなった。輸入分を含めたホンダ普通車が変わらず好調で、前年同月比194%と前年の2倍近い実績。24,303台の登録中、4,921台が輸入車(WR-V、オデッセイ、アコード)が占めている。