8月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は18万385台で、前年同月比-1.6%、2カ月ぶりの減少に転じた。
セグメント別では、普通乗用車は、11万8836台、同-1.0%、小型乗用車は6万1549台、-2.7%といずれも2カ月ぶりの減少。軽乗用車は9万1083台、同-6.3%、同様に2カ月ぶりの減少。すべてのセグメントで販売実績が前年割れに。
先月7カ月ぶりの全セグメント前年超えとなった軽自動車を含めた国内乗用車市場だったが、8月は全てのセグメントで前年割れの実績となった。先月同様、首位はホンダN-BOX、TOP3が軽自動車が占め、上位7位までが先月と同じ顔ぶれに。車種別では、登録車首位はトヨタ・シエンタ、SUV首位は軽自動車のスズキ・ハスラー、ミニバンは日産セレナという顔ぶれ。ハイブリッドモデルの出荷再開となったトヨタ・ライズが前月の40位から14位に大きくランクアップを果たしている。
ブランド別の新車販売台数(海外生産分含む)、軽乗用を含めた合計で、9ブランド中、前年実績を超えたのは5ブランド(前月から-1)となった。輸入分を含めたホンダ普通車は前年同月比173.1%と変わらず好調。また、フォレスター(前年比127%・2157台)が好調なSUBARUの普通車部門が同125.7%と好実績だ。