8月輸入車ランキングはメルセデス・ベンツが再び首位に。(2024年8月・ブランド別輸入乗用車販売TOP20 )

 
 8月の海外ブランド輸入車新規登録台数(乗用車)は15,760台、前年同月(16,786台)に対し、93.9%と8カ月連続の減少。一方、国内ブランドの輸入乗用車は、5,073台、同287.7%の増、海外、国内ブランド合わせた輸入乗用車計では20,833台、前年比112.3%に。 

8月輸入ブランド首位は、前年比134%のセールスでメルセデス・ベンツ。

 7月のホンダ首位に替わって、8月はメルセデス・ベンツが2カ月ぶりのトップに。海外ブランド輸入車のセールスが前年割れの中で、好調を維持しているが、WR-V、オデッセイの海外生産車を擁するホンダとのトップ争いは月替りの様相を呈している。
 先月7つランクを上げたMINIは順位は変わらずも、前年比177%と好調、新モデルのラインアップも充実してきており、下半期に向け期待大だ。また、ニューモデル、シールが投入されたBYDが先月から4つランクを上げて14位に。298台の登録は前年比で3倍増だ。

 

▲メルセデス・ベンツCLE200クーペ スポーツスタイル 価格:820万円 全長4850×全幅1860×全高1420mm ホイールベース2865mm 車重1760kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費14.5km/リットル 写真のボディカラーはオパリスホワイトメタリック

月替りでホンダと首位をあらそうメルセデス・ベンツ。写真は9月20日発表のCLE200クーペのエントリーモデル、 スポーツスタイル。 価格は820万円

ホンダ・オデッセイe:HEVアブソルート・ブラックエディション/価格:516万4500円。再登場の新型はスタイリッシュ&ラグジュアリーにリファイン。中国・広州工場で生産、輸入車として販売される。新登場のブラックエディションは各部をブラック調加飾で仕上げ精悍さを強調。足元は18インチアルミ装着。ボディサイズは4860×1820×1695mm

ホンダはWR-Vが2,456台の輸入で好調を維持。オデッセイ(写真)も1,106台と堅調だ。

▲ポルシェ・マカン 価格:998万円 全長4784×全幅1938×全高1623mm ホイールベース2893mm 空車重量(DIN)2220kg 最高速度220km/h 0→100km/h加速5.7秒 一充電走行距離(WLTPモード)641km 写真のボディカラーはフローズンブルーメタリック

TOP10常連のポルシェは今月は12位。写真は全車BEVへと進化したポルシェ・マカン。一充電走行距離(WLTPモード)は641km。

▲ティグアンとしては初となる48Vマイルドハイブリッドシステムを配した1497cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンインタークーラー付ターボエンジン(最高出力150ps、最大トルク250Nm)の“1.5 eTSI”を搭載

BEVだけでなく、最近はMHEV、HEV、PHEVの拡充も目立つフォルクスワーゲン。写真は9月13日FMCを遂げた新型ティグアン。同車としては初となる48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載。

BYDシールはメルセデス・ベンツCクラスなどと同様のDセグメントに属するBEVスポーツセダン。シングルモーターのシール(528万円)とツインモーターのシールAWD(605万円)をラインアップする。導入記念キャンペーンとして特別プライスを設定したのもポイント

BYDシールはDセグメントのBEV。BYDの298台の販売の66%、196台が新導入のシールが占める。

 

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