9月の乗用車市場は、2カ月ぶりに前年実績超え。乗用車首位は半年ぶりに日産ノート!(24年9月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )

 9月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は24万399台で、前年同月比+1.1%、2カ月ぶりの増加。

セグメント別では、普通乗用車は、16万532台、同+1.2%、小型乗用車は7万9867台、+0.9%といずれも2カ月ぶりの増加。軽乗用車は12万5813台、同+0.2%、2カ月ぶりの増加。

日産ノートX FOUR/価格:258万600円。ノートは「2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いた実力車。新型で目を引くのは、フロントマスクの一新。日産の新たな顔、「デジタルVモーション」を採用する

半年ぶりに乗用車首位となった日産ノート。先月から3つランクを上げ、6月M/C実施の3ナンバーノート・オーラが44%を占める。

 

 需要期9月、軽乗用を含む販売台数は全乗用車セグメントで前年超えの実績に。先月同様、TOP3はホンダN-BOX、スズキ・スペーシア、ダイハツ・タントの軽自動車独占はと変わらず。長く登録車首位を守ってきたトヨタ・シエンタに代わって、3月以来、半年ぶりのトップになったのは日産ノート。前年実績超え(106%)の10,831台をセールスで総合4位にランクされた。また、シエンタを抜いて総合5位に浮上しているのが、トヨタ・ルーミー。こちらも1万台以上のセールスと好調だ。
 SUV首位は先月のスズキ・ハスラーに代わって、トヨタ・ライズ。前年同月比で154%、7つもランクを上昇と好調だ。

ホンダN-BOX Joyターボ(FF)/価格:7CVT 204万4800円(編集部調べ)。JoyはN-BOX待望のアウトドア仕様。自由な感覚を盛り上げるフリースタイル・リア空間の持ち主

およそ2.5万台をセールス、総合首位のホンダN-BOX。9月26日発売の追加モデル「N-BOX JOY」(写真)がさらなるブーストとなるか!?

スズキ・スペーシア・ギア・ハイブリッドXZターボ(FF)/価格:7CVT 203万7200円。スペーシアギアは、ターボと自然吸気を設定。駆動方式はFFと4WDが選べる。価格は195万2500〜215万7100円。ボディカラーは写真のミモザイエローパールM&ガンメタ2トーンルーフなど2トーン6種、モノトーン3色の全9タイプ

前年同月の35%アップとなったスズキ・スペーシア。写真は追加モデルの「スペーシア・ギア」N-BOX JOY同様にアウトドア・ギア感満載のモデルだ。

先月から7ランクアップでSUVモデル首位となったトヨタ・ライズ。前年同月比で1.5倍のセールス。

 

 

 

ブランド別販売台数

ブランド別の新車販売台数(海外生産分含む)、軽乗用を含めた合計で、9ブランド中、前年実績を超えたのは5ブランド(前月から-1)となった。輸入分を含めたホンダ普通車は前年同月比173.1%と変わらず好調。また、フォレスター(前年比127%・2157台)が好調なSUBARUの普通車部門が同125.7%と好実績だ。

 

 

 

 

 

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