9月のSUVマーケット、トヨタ・ライズが久々の首位に!(24年9月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)

 軽自動車や国内ブランド輸入車を含む、9月のSUVマーケットは前年同月比で109.1%と前年を上回る実績となった(本誌調べ)。SUVやミニバンが中心となるマーケット、普通乗用車(3ナンバー)の販売台数は、16万532台、前年同月比+1.2%で2カ月ぶりの増加。乗用車(登録車)全体では24万399台(同+1.1%)で、同じく2カ月ぶりの増加だった。

前年同月の1.5倍のセールスで久々にSUVセグメントで首位となったトヨタ・ライズ。8680台の登録台数のうち、51%がハイブリッドモデル。

 

 SUVランキングでは、先月首位だったスズキ・ハスラーやトヨタ・カローラクロスを抑え、トヨタ・ライズが久々の首位。先月26ランクアップの3位からトップに立った。半数以上を占めるハイブリッドモデルの生産・出荷が再開され、登録が本格化されてきたようだ。3位のカローラクロスも前年同月比120%と好調を維持している。

 

ヴェゼルe:HEV・PLaYパッケージ(FF)/価格:355万6300円。最新モデルは走りの洗練がポイント。FF車のダンパー減衰力を見直し、より快適な乗り心地を実現。PLaYは従来の独立グレードから、Zベースのパッケージモデルに変更された

ホンダ・ヴェゼルは2ランクアップの5位に。5833台のセールスは前年同月比106%と前年超え。写真はヴェゼルe:HEV・PLaYパッケージ(FF)。最新モデルはFF車のダンパー減衰力を見直し、より快適な乗り心地を実現している

2024年6月3日より出荷を停止していたヤリスクロスは、国土交通省より基準適合性の確認を得他ことで9月初旬から生産を再開予定

9月末に出荷が再開されたヤリスクロスも登録が本格化、先月から18ランクアップの7位に。

ホンダWR-V・Z+/価格:CVT 248万9300円。ラインアップはX(209万8800円)/Z(234万9600円)/Z+。メカニズムは全車共通。駆動方式はFF。ボディサイズは4325×1790×1650mm。生産国のインドでは全長4m以上に高額の税金がかかるため、高級車という位置付け

インド生産車・ホンダWR-Vは先月から1ランクアップ、11位に。3545台をセールスし、TOP10入りまでもう少し。

▲トヨタ・ランドクルーザー“250”ZX“First Edition” 価格:8SAT785万円 全長4925×全幅1980×全高1935mm ホイールベース2850mm 最低地上高225mm 車重2400kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費11.0km/リットル 写真のボディカラーはサンド×ライトグレー

6位にランキング、好調なトヨタ・ランドクルーザー。シリーズ内訳は78%が250系、16%が300系、6%が70系となっている。(写真は250ZX)

 

■カー・アンド・ドライバー調べ
(※SUVモデルはヤリス、カローラ、クラウンなどシリーズとは別ブランドとしてカウント)

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