10月の海外ブランド輸入車新規登録台数(乗用車)は15,811台、前年同月(16,399台)に対し、96.4%と10カ月連続の減少。一方、国内ブランドの輸入乗用車は、8,977台、同345.7%の増、海外、国内ブランド合わせた輸入乗用車計では24,788台、前年比130.5%に。
10月の輸入車ランキングはWR-Vを主力とするホンダが、4,758台をセールスし、3カ月ぶりの首位。メルセデスは前年並みのセールスであったものの、3か月連続の首位とはならなかった。
4位にはスズキがランク外(9月は32位)から急浮上、インド生産のフロンクスの輸入が開始されたためだ。発表2週間後の10月末時点で、すでに受注は1万台を突破、計画販売台数の1000台/月を大きく上回るスタートとなっている。スズキは今まで、エスクード(欧州名・ビターラ)がハンガリーから輸入されていたが、国内販売は4月に終了となっている。
海外ブランド輸入乗用車が前年並み(96.4%)と復調してきたため、TOP10圏内は軒並み前年同月を上回る実績となっているが、フォルクスワーゲン(同比54%)、アウディ(同71%)が前年割れと振るわなかった。