10月輸入車ランキング、ホンダが3カ月ぶりの首位、フロンクスの輸入が開始されたスズキが急上昇!(2024年10月・ブランド別輸入乗用車販売TOP20 )

 10月の海外ブランド輸入車新規登録台数(乗用車)は15,811台、前年同月(16,399台)に対し、96.4%と10カ月連続の減少。一方、国内ブランドの輸入乗用車は、8,977台、同345.7%の増、海外、国内ブランド合わせた輸入乗用車計では24,788台、前年比130.5%に。 

スズキ・フロンクスが2137台をセールス、受注はすでに1万台超え!

 10月の輸入車ランキングはWR-Vを主力とするホンダが、4,758台をセールスし、3カ月ぶりの首位。メルセデスは前年並みのセールスであったものの、3か月連続の首位とはならなかった。
 4位にはスズキがランク外(9月は32位)から急浮上、インド生産のフロンクスの輸入が開始されたためだ。発表2週間後の10月末時点で、すでに受注は1万台を突破、計画販売台数の1000台/月を大きく上回るスタートとなっている。スズキは今まで、エスクード(欧州名・ビターラ)がハンガリーから輸入されていたが、国内販売は4月に終了となっている。
 海外ブランド輸入乗用車が前年並み(96.4%)と復調してきたため、TOP10圏内は軒並み前年同月を上回る実績となっているが、フォルクスワーゲン(同比54%)、アウディ(同71%)が前年割れと振るわなかった。

スズキ・フロンクスはスタイリッシュなコンパクトSUV。日本仕様は1.5リッターエンジンと6速ATの組み合わせ。スタイリングはマッシブなフェンダーとクーペイメージのルーフを融合。ボディカラーは写真のアークティックホワイトパール/ブラックを含め2トーン5種、モノトーン2種の7タイプをラインアップ

2137台を輸入・登録したインド生産のスズキ・フロンクス。発表半月後の10月末時点で受注1万台を突破

▲ミニ・ジョン クーパー ワークス・コンバーチブル 価格:585万円 全長3880×全幅1745×全高1435mm ホイールベース2495mm

ラインナップが揃ってきた新型MINIシリーズ。前年の1.5倍のセールス。写真は10月導入されたジョン クーパー ワークス・コンバーチブル

ホンダWR-V・Z/価格:CVT 234万9600円。WR-Vの価格は全車250万円以下。Zは17インチアルミ、本革巻きステアリング&シフトノブ、プライムスムース&ファブリックシートを備えた中級グレード。1.5リッター直4DOHC16V(118ps/142Nm)は必要十分パワー

WR-V好調のホンダは3ヶ月ぶりの輸入車ランク首位に。10月のWR-Vのセールスは3829台、オデッセイは852台だ。

 

 

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